日本通運

MATCH REPORT

試合結果詳細

第78回
JABA東京スポニチ大会2024.03.09~03.14

明治神宮野球場、川崎市等々力球場、大田スタジアム

若手が躍動し4試合に粘り勝ち。優勝は逃すも貴重な経験を積む

【第1戦】VS.ニチダイ

3月9日 等々力球場

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
ニチダイ 0 0 1 1 0 0 0 2 0 4
日本通運 0 1 2 1 0 0 0 0 5

バッテリー

ニチダイ
酒井、吹本、中上、戌亥-井上
日本通運
川船、中田、松澤-山本

本塁打

日本通運
北川(2回ソロ)

【第2戦】VS.鷺宮製作所

3月11日 明治神宮野球場

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
日本通運 0 1 0 0 1 2 0 0 4
鷺宮製作所 2 0 1 0 0 0 0 0 0 3

バッテリー

日本通運
相馬、冨士、中田、松澤-山本
鷺宮製作所
中島隼、竹丸-佐藤

本塁打

日本通運
木村(5回ソロ)、沓澤(6回2ラン)

【第3戦】VS.日本製鉄東海REX

3月13日 川崎市等々力球場

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
日本製鉄東海REX 0 2 1 0 0 0 0 0 0 3
日本通運 2 1 0 0 0 0 1 1 × 5

バッテリー

日本製鉄東海REX
吉川、加藤、続木-阿保
日本通運
和田、板川-山本

本塁打

日本製鉄東海REX
金子(2回2ラン)

【準決勝】VS.JR東日本

3月14日 明治神宮野球場

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
日本通運 2 1 0 0 0 1 0 0 2 6
JR東日本J 1 0 0 3 0 0 0 0 1 5

バッテリー

日本通運
川船、ジャクソン、冨士、板川、松澤-山本
JR東日本
石上、西居、髙山-小藤

本塁打

日本通運
木村(2回ソロ)、田中(9回2ラン)
JR東日本
海﨑(4回2ラン)、菅田(4回ソロ)、栗林(9回ソロ)

【決勝】VS.Honda

3月14日 明治神宮野球場

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
日本通運 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
HondaH 1 0 0 0 2 0 2 0 7

バッテリー

日本通運
相馬、和田、中田、ジャクソン、松澤-山本
Honda
中村伊、有村-辻野

本塁打

Honda
三浦(7回2ラン)

大会リポート

初戦のニチダイ戦には川船龍星が先発。一時は4-2としたが、エラー4つを記録するなど守備が乱れて8回を終えて4-4。接戦となったが、代打・田中滉伸のタイムリー2塁打でサヨナラ勝ちを収めた。

鷺宮製作所戦も接戦となり、5回を終えて2-3とリードされた。しかし6回表に沓澤侑輝が2ランホームランを放って逆転。冨士隼斗、中田浩貴、松澤海渡の継投でこのリードを守り、連勝を飾った。

日本製鉄東海REX戦も序盤から点の取り合いになり、3回を終えて3-3。5回から登板した板川佳矢がリズムの良い投球で流れを引き込むと、7回大谷昇吾、8回山本空のタイムリーで5-3とし、3連勝で準決勝進出を決めた。

ここまでの3試合で新人の佐々木優征、島村大樹がスタメンに起用され、同じく新人の冨士もマウンドに上がった。2年目の山本、田中、板川、松澤もそれぞれ主要な役割を任され、若い選手たちの躍動が目立った。

準決勝のJR東日本戦も川船から新人のジャクソン海につなぎ、冨士、板川、松澤へリレーするフレッシュな継投となった。試合は4-4で9回へ突入。鷺宮製作所戦から4番に座った田中が1アウト1塁から2ランホームランを放ち、土壇場で競り勝って決勝進出を果たした。

最後はHondaにコールド負けを喫し、優勝はならなかった。しかし、佐々木、島村が全試合に出場し、冨士とジャクソンはそれぞれ2試合に登板した。「(若手に)この経験を次に繋げてほしいのが一番です」と語ったのは澤村幸明監督で、次のJABA岡山大会(4月12日開幕)に向けて選手たちに宿題が与えられた大会となった。

なお、山本が大会通算打率.538で首位打者賞と敢闘賞、沓澤侑輝が計9安打で打撃賞を受賞。木村翔大が2本のホームランを記録した。

監督・選手コメント

澤村幸明監督

決勝で敗れましたが、4試合に粘って勝ち切ったのは絶対にムダではないので、若手には今大会の経験を今後に繋げてほしいです。体力面、技術面など、もう一つ二つレベルアップしないといけないなとは感じています。

添田真海(主将)

若い選手でここまで戦えたことを自信にして、さらにレベルアップに努めます。決勝で負けたのは悔しいですね。やはり打たないと勝てないです。完封されましたが、こういう試合を逆転するチームになっていきたいです。

山本空(首位打者賞、敢闘賞)

打撃はたまたまで、いつもこれくらい打てるといいですね。先発を任された捕手として、失点の多さを反省しています。いい投手をどうリードするか、また勉強して次の岡山大会で優勝できるようにやっていきます。

沓澤侑輝(打撃賞)

キャンプから得点力を課題にして取り組んできたので、ある程度は結果として出たのかなと思います。ただ、守備が持ち味のチームでありながら失点が多かったので、そこはもう一度見つめ直さないといけないです。

田中滉伸(JR東日本戦で決勝2ラン)

繋ぐことを考えて振った結果がホームランになりました。自分が4番になるという気持ちでキャンプから取り組んできて、今大会は実際に4番を任されています。やってきたことが間違いではなかったと思えています。

板川佳矢(日本製鉄東海REX戦5回無失点で勝利投手)

なんとか自分たちのリズムになるようにと思って投げました。先発にこだわりはありますが、ロングリリーフも役割のひとつなので常に意識しています。後輩ができて責任感が出ますし、気持ちも引き締まっています。

佐々木優征(新人 5試合スタメン)

ルーキーで必死に取り組まなければいけないので、キャンプから自分らしさを出すことに努めてきました。球質に対応できていない部分はありますが、先輩たちと都市対抗、日本選手権で日本一になれるよう頑張ります。

島村大樹(新人 DHで5試合スタメン)

気負わずに、自分ができるプレーを思い切り、精いっぱいやることを意識しながら試合に臨んでいます。伝統ある日本通運野球部の一員として、都市対抗、日本選手権で日本一になることを目標に頑張っていきます。

冨士隼斗(新人 鷺宮製作所戦、JR東日本戦に登板)

初登板(鷺宮製作所戦)は緊張感もありましたが、落ち着いて投げられました。ただ、変化球はまだ投げ切れていないです。新人のフレッシュさを出しながら、チームの目標である日本一に貢献したいと思っています。

ジャクソン海(新人 JR東日本戦、Honda戦に登板)

チームのみなさん優しくて、すごくやりやすいです。まだ球速が本調子ではないぶん、変化球を使ったり、腕を振ったりを考えて臨みました。先発、中継ぎ、抑え、どこでもいけるので、任された場所で日本一に貢献したいです。

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