MATCH REPORT
試合結果詳細
第66回
JABA岡山大会2024.04.12~04.16
マスカットスタジアム、倉敷市営球場、岡山県野球場
木下の大会6安打、相馬の完封勝利など、予選敗退も収穫あり

【第1戦】VS.三菱自動車岡崎
4月13日 マスカットスタジアム
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
三菱自動車岡崎三 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
日本通運 |
1 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | × | 6 |
バッテリー
- 三菱自動車岡崎
- 秋山翔、神原、江南、鈴木-西川
- 日本通運
- 相馬-山本
本塁打
- 日本通運
- 田中(3回2ラン)
【第2戦】VS.JFE西日本
4月14日 岡山県野球場
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日本通運 |
0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 |
JFE西日本J | 0 | 3 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | × | 5 |
バッテリー
- 日本通運
- 前田、ジャクソン、板川-山本
- JFE西日本
- 濱岡、筒井、岩本-後藤
本塁打
- 日本通運
- 木村(5回ソロ)、沓澤(6回2ラン)
【第3戦】VS.シティライト岡山
4月15日 倉敷市営球場
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
シティライト岡山シ | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
日本通運 |
0 | 2 | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 | 3 | × | 9 |
※大会規定により8回コールドゲーム
バッテリー
- シティライト岡山
- 児山、稲葉、水谷、加藤-江川
- 日本通運
- 川船、和田、冨士、松澤-山本
本塁打
- シティライト岡山
- 稲林(4回ソロ)
- 日本通運
- 島村(4回2ラン)
大会リポート
JABA地方大会に優勝すると、日本選手権の出場権を得られる。日本通運は2019年から4年間連続でこれを達成しており(2020年はコロナ禍で未開催)、今季も優勝を狙っている。
予選リーグ第1戦・三菱自動車岡崎戦のマウンドを任された相馬和磨は、圧巻の投球を披露して9回3安打無失点で完封勝利をあげた。打線は佐々木優征、沓澤侑輝のタイムリーで得点し、田中滉伸の2ランホームランでリードを広げた。終盤にも主将・添田真海のタイムリー、沓澤の犠牲フライで加点して完勝を収めた。
第2戦のJFE西日本戦には前田敬太が先発したが、2回に3失点。直後の3回に田中のタイムリーで1点を返したが、継投した投手も4回、5回に失点。9回に無死満塁から1点を返してなおもチャンスだったが、後続が三者三振に倒れ、2-5で敗れた。
この時点で準決勝進出の可能性が消えたが、各選手が第3戦のシティライト岡山戦をしっかりと戦った。川船龍星、和田悠佑、冨士隼斗、松澤海渡と継投し、投手陣は8回を5安打2失点に抑えた。打線は木下朗が4打数4安打、木村翔大が3打数3安打。新人の島村大樹に2ランが飛び出し、最後は添田の三塁打で9-2となりコールド勝ち。良いカタチで大会を終えた。
「第3戦前に優勝の可能性はなくなっていましたが、しっかり勝てたのは良かったです。いろいろな選手にチャンスを掴み取ってほしいです」と澤村監督が述べたとおり、俊足の宮崎湧が代走でJABA地方大会に初出場するなど新たな収穫もあった。3月のスポニチ大会、今回の岡山大会の内容を精査し、チーム力を高めて5月6日開幕の九州大会に挑むことになる。
監督・選手コメント
澤村幸明監督

スポニチ大会で失点が多かったので、バッテリー中心に改善に努めてきました。初戦は良かったのですが、2戦目(JFE西日本戦)は今季初先発の前田が捕まってしまいました。あそこで引っ繰り返せないといけなかったです。
添田真海(主将)

スポニチ大会を反省し、バッテリー中心によく戦えたと思います。JFE西日本に敗れましたが、いろいろな収穫がありました。もう一度みんなで反省点を見直し、九州大会に向けてしっかり取り組みたいと思っています。
木下朗(シティライト岡山戦4打数4安打 大会通算9打数6安打)

若い選手が思い切りできる環境を作るとともに、自分がやるべきことをやらないと話にならないので、打席で迷わずに振れる状態を作ることに努めています。今後も結果が出せるように、なんとか食らいついていきます。
木村翔大(大会通算10打数5安打)

ヒットは出ていますが、簡単に倒れる打席もありました。相手にダメージを与えるためには、凡打の質を上げないといけないです。いまは計算しづらい選手だと思うので、安定した成績を残せるように突き詰めていきます。
宮崎湧(JFE西日本戦、シティライト岡山戦に代走出場)

初めてのJABA地方大会出場で足が震えるほど緊張しましたが、楽しめました。いまはこれまで磨いてきた“足”で出場していますが、守備や打撃でチームに貢献するべく、スタメンで出られるように頑張ります。