日本通運

MATCH REPORT

試合結果詳細

第76回
JABA九州大会2024.05.06~05.11

北九州市民球場、ダイハツ九州スタジアム

4連勝で決勝進出を果たすも、序盤の失点が響いて優勝を逃す

【第1戦】VS.宮崎梅田学園

5月7日 ダイハツ九州スタジアム

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
日本通運 2 0 3 3 1 0 0 1 1 11
宮崎梅田学園 0 3 0 1 1 0 0 0 1 6

バッテリー

日本通運
川船、和田、相馬、松澤-山本
宮崎梅田学園
徳永、田中、木島-中里

本塁打

日本通運
沓澤(1回2ラン)、手銭(9回ソロ)
宮崎梅田学園
中里(2回3ラン)、中里(5回ソロ)

【第2戦】VS.沖縄電力

5月9日 ダイハツ九州スタジアム

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
沖縄電力 0 0 0 2 0 0 0 0 0 2
日本通運 1 0 3 0 1 2 0 0 × 7

バッテリー

沖縄電力
山城悠、新垣、松川、元、亀里-山川
日本通運
前田、板川、冨士-山本

本塁打

日本通運
北川(1回ソロ)

【第3戦】VS.JR東海

5月10日 ダイハツ九州スタジアム

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
日本通運 0 0 0 0 2 0 1 1 0 4
JR東海J 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1

バッテリー

日本通運
相馬、松澤-山本
JR東海
不後、川本、喜久川、水谷健-須永 増子-牛場

本塁打

 
 

【準決勝】VS.三菱重工East

5月11日 北九州市民球場

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
日本通運 0 0 1 1 0 0 0 3 0 5
三菱重工East 0 0 0 0 0 1 1 0 1 3

バッテリー

日本通運
前田、和田、川船、松澤-山本
三菱重工East
池田、畠中、川和田、森、池内-対馬

本塁打

 
 

【決勝】VS.トヨタ自動車

5月11日 北九州市民球場

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
トヨタ自動車 4 3 0 0 3 0 0 0 0 10
日本通運 0 0 0 0 0 0 6 0 0 6

バッテリー

トヨタ自動車
増居、後藤、佐竹、渕上-福井
日本通運
板川、和田、冨士、松澤、相馬-山本

本塁打

トヨタ自動車
八木(1回ソロ)
日本通運
大谷(7回2ラン)

大会リポート

東京スポニチ大会(準優勝)、岡山大会(予選リーグ敗退)の結果から、なんとしても優勝して日本選手権の出場権を得たい大会だった。日本通運はCブロックに入り、宮崎梅田学園、沖縄電力、JR東海とまずは予選リーグを戦った。

予選リーグ第1戦・宮崎梅田学園戦は点の取り合いに。沓澤侑輝の2ランホームランで初回に先制したが、2回に3ランホームランを被弾して逆転される。しかし、3回、4回に3点ずつ奪って優位に立ち、その後も加点して11-6で打ち勝った。

第2戦の沖縄電力戦も北川利生のソロホームランで初回に幸先よく先制した。さらに、3回に沓澤、島村大樹、木下朗の3連打で効果的に中押し。前田敬太、板川佳矢、冨士隼斗の継投で反撃を2点に抑え、7-2で勝利した。

第3戦のJR東海戦の序盤は投手戦となったが、5回に北川、沓澤のタイムリーヒットで2点を先制。投げては相馬和磨が7回4安打1失点で乗り切り、打線も終盤に加点。8回から登板した松澤海渡が試合を締め、3連勝でベスト4進出を決めた。

準決勝の三菱重工East戦は4回までに2点をリードするも、四球とエラーが重なって7回を終えて2-2。緊迫した攻防のなか、8回に北川、沓澤の連打でノーアウト2、3塁のチャンスを作り、磯網栄登の犠飛、手銭竜汰のタイムリーヒット、木村翔大の内野ゴロで3点をもぎ取り、9回に1点を返されたが5-3で競り勝った。

あとひとつ勝てば優勝だったが、トヨタ自動車との決勝は初回に4失点。その後も四球、エラーがらみで失点して5回を終えて0-10。7回もツーアウトとなり、あと一人が倒れるとコールド負けだったが、そこから意地を見せて5連打で6点を返した。しかし、時すでに遅く、序盤の失点が響いて日本選手権の出場権獲得はならなかった。

東京スポニチ大会、九州大会で決勝に進みながら、優勝を逃している。「5連勝する力、勝ち切る力が必要」と主将の添田真海は強調した。6月上旬には都市対抗南関東予選が行われる。それまでに、各選手が課題克服に努めることになる。

監督・選手コメント

澤村幸明監督

(決勝は)序盤の大量失点で苦しくなりましたが、追い上げることで意地は見せられたかなと思います。すぐに都市対抗予選がはじまります。監督として、勝ち切るための戦力をしっかりと見極めたいと思っています。

阿部良亮(投手コーチ)

投手はうまく抑えようとすると本来の力を出せません。自分の力を出すためには、どうすればいいか。そこを考えることで結果が付いてきます。各投手が良さを発揮できれば、最少失点でいける力はあると思っています。

添田真海(主将)

打たれた失点は打撃で返ってきますが、ミスでの失点は返ってこないです。もう一度、守備からリズムを作ることを課題にして取り組みます。東京スポニチ大会に続いて決勝で敗れました。最後まで勝ち切る強さが必要です。

前田敬太(沖縄電力戦、三菱重工East戦に先発)

自分がどういう投手で、どういう球を投げれば打者と勝負できるかを明確にしながら準備してきました。個人的にはまだ改善点があり、納得いく投球はできていません。もっと信頼される投手にならないといけないです。

相馬和磨(JR東海戦7回1失点で勝利投手)

負けたら敗退となる一戦だったので、悪いイメージは持たず、勝つことだけを考えて投げました。まずは5回を0点に抑えれば、打線が点を取ってくれると思っていました。完投したかったですが、最低限の仕事はできました。

磯網栄登(JR東海戦3安打)

勝たないと準決勝に進出できない状況だったので、打って勝利に貢献しようと思っていました。練習から状態がよく、ボールが見えていました。公式戦で結果を出せていなかったので、複数安打ができてよかったです。

近岡英訓(新人 トヨタ自動車でJABA地方大会に初出場)

2イニングの出場でしたが、この経験を自信にして自分にできることをコツコツとやっていきます。最初のゴロをうまくさばけたことで、気持ちが楽になりました。守備はカタチになってきましたが、打撃はまだまだです。

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