日本通運

MATCH REPORT

試合結果詳細

日経カップ
企業対抗ゴルフ選手権2014
決勝大会2014.10.11

筑波カントリークラブ

2002年大会以来の団体戦準優勝 個人戦でも井上選手が準優勝

マッチリポート

8月16日(土)に行われた予選大会Aグループ(38チーム中7チームが決勝進出)の6位に滑り込み、決勝大会の出場権を得た日通。昨年の本大会では20位と、振るわなかった雪辱を果たすためにも、上位進出を狙いたいところ。大会の1週間前に行われた最終社内選考会で、鶴岡武人選手に代わって北谷眞吾選手が出場権を得て、大会初出場となった。
加藤選手と井上選手はOUTスタート。例年のことながら、予想以上に速いグリーンに各チームとも苦しむなか、加藤選手は9番ホールで4パットするなど43と出遅れる。一方の井上選手は3ボギーで39。INスタートの牛嶋選手は12番でダブルボギーとするも、18番でバーディを取って39。初出場の北谷選手は速いグリーンに手こずり42。しかし2選手が30台をキープしたチームはほとんどなく、日通のポジションは悪くない。
勝負は後半戦。出遅れた加藤選手だったが、2バーディ、1ダブルボギーの36にまとめ、合計79。井上選手も3バーディ、3ボギーの36で、合計75。牛嶋選手もパットが冴えて39、合計78。北谷選手は我慢のゴルフで42、合計84とするものの、上位3選手が70台という見事なスコアをマークした。団体戦は上位3選手の合計スコアで順位を争うが、スコアボードにはトータル232の日通が暫定1位。全チームの競技終了を待って最終ホールの成績が書き込まれるのを固唾を呑んで見守るなか、プルデンシャル生命保険の上位2選手のスコアの合計が70、75と書き込まれ、トータル231。わずか一打差で優勝には届かなかった。しかし日通ゴルフ部として今大会は2002年以来の準優勝に輝くとともに、来年のシード権を獲得。個人成績でも井上選手が2位に入り、自己最高だった2003年大会の3位を上回る成績を収めた。

日本通運成績

氏名 OUT IN 合計
加藤了資 43 36 79
井上新司 39 36 75
牛嶋浩彰 39 39 78
北谷眞吾 42 42 84

上位3選手合計232(団体戦2位)
個人戦順位:井上選手2位、牛嶋選手9位、加藤選手16位、北谷選手58位(参加152選手)

コメント

加藤了資選手(OUT43 IN36 合計79)

パターのタッチが出ないまま、ハーフの時点で43でしたから、半べそ状態でした。でも、夏の関東予選では後半に入ってからスコアを縮めたことをチームで話し合っていたので、自分も最後まであきらめずに、一打一打を大事に打つことを心がけました。INの2つのバーディは、チャージしたように見えますが、自分としては「あれっ、また入っちゃった」という印象です(笑)。バーディトライもパーパットのイメージで打ちましたし、攻めた結果ではありません。狐につままれた感は否めませんが、こんなこともあるのがゴルフです。そんなときに限ってみんなのスコアが揃って準優勝できたことは、自信になります。シード権を得たことで来年は予選免除ですから、真価を問われることになると思います。

井上新司選手(OUT39 IN36 合計75)

試合前のコンディションはいたって普通でしたけど、筑波で行われる大会も3度目ですし、グリーンの速さにもだいぶ慣れました。グリーン勝負になることはわかっていたことですし、焦って突っ込むことなく、パーセーブを心がけてプレーしました。自分のスコアを崩さないことを第一に考えて、加藤選手も力をつけてきているし、他の選手がいつもどおりのスコアを出せば、いい結果が出ると信じてました。子どもが選手として長崎国体に出場していて、実は九州の天気も気にかけていたんですが、自分のゴルフは、冷静にファイトした結果、本大会で久しぶりにいいスコアが出ました(笑)。この1年苦しみましたが、修正してきたことが固まってきたので、来年はまた個人成績にこだわって勝負していきたいです。

牛嶋浩彰選手(OUT39 IN39 合計78)

ショットは悪くなかったので、パターさえ良ければ自分のゴルフができるという確信を持って臨みました。INを3オーバーで回り、後半も12番ホールでダブルボギーを叩いてしまったあと、パターを強気に打って立て直すことができたこと、今日はそこに尽きると思います。前半13パット、後半14パットという内容には満足しています。2~3メートルのパーパットをことごとく沈めたことで、同じ組で回った他チームの選手にもプレッシャーを与えたと思います。

北谷眞吾選手(OUT42 IN42 合計84)

こうした大きな大会は初めてなので、前半が終わった時点で心身の疲労がこたえました。精神的な重圧というのか、ギャラリーの中に日通の白い帽子を被った面々を見つけると、いいところを見せなければと、変なアドレナリンが出ました(笑)。社内予選でのベストスコアが82だったので、経験のないプレッシャーの中で、前後半を42で回れたことは、正直ホッとしています。大舞台で戦えたことは、来年もまた出たいというモチベーションにつながりますね。

ギャラリー

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