MATCH REPORT
試合結果詳細
第14回RELO CLUB全日本企業対抗ゴルフトーナメント
『じゃらんゴルフCUP 2015団体戦』全国決勝大会2015.10.31
浜松シーサイドゴルフクラブ
出場42チーム中30位 今季の有終の美を飾れず
マッチリポート
7月の北関東地区予選、9月の北関東地区決勝を2位で勝ち上がってきた日通。しかし、ここまでチームの原動力となってきた井上新司選手が全国決勝大会を欠場。社内選考の結果、井上選手に代わって渡邊裕樹選手が出場することになった。
全国の予選を勝ち抜いてきたのは42チーム。白井選手と渡邊選手が16組目、9時15分OUTスタート。加藤選手と澤田選手も同時刻INスタートとなった。どんよりと曇った天気で体感温度は低く、容赦のない北風が吹きつけるコンディション。加えて、深くて柔らかい洋芝のラフに、速いグリーン。ぶっつけ本番を迎える選手たちの表情は硬い。
INスタートの加藤、澤田選手が42、41でハーフを上がる。続いて白井、渡邊選手は38、47。日通はトップと5打差の6位タイ(上位3名のトータルは121)で前半を折り返す。しかし、後半のラウンドになるとさらに風が強まり、各選手のショットが乱れ始める。昨年、今年と後半のラウンドで粘りを見せて結果につなげてきた日通だけに、今回も後半の追い上げが勝負になるかと思われたが、加藤、澤田選手は2人ともスコアを大きく崩し48、51でホールアウト。白井、渡邊選手も44、47とスコアを縮めることはできなかった。白井選手は82でまとめたものの、渡邊選手は94、加藤選手90、澤田選手92。3選手が90台を叩き、トータル30位タイという結果に終わった。
日本通運成績
氏名 | OUT | IN | 合計 |
---|---|---|---|
白井孝則 | 38 | 44 | 82 |
渡邊裕樹 | 47 | 47 | 94 |
加藤了資 | 48 | 42 | 90 |
澤田敦 | 51 | 41 | 92 |
上位3選手トータル 264(総合30位)
コメント
澤田敦選手(OUT51 IN41)
10月10日に行われた日経ゴルフカップに今シーズンの照準を合わせてきて、ぎりぎりの状況の中、来季のシード権を獲得できたことを喜ぶ雰囲気もありましたが、それではいけないのだとあらためて感じました。92というスコアが今の自分の実力です。それ以上のコメントはありません。
白井孝則選手(OUT38 IN42)
筑波ではダブルボギーがひとつもなかったんですが、今日は4つもありました。海沿いのコースということもあって風が強く、午後はさらに風が強まってショットが乱れました。狙ったところにボールが運べず、アプローチに窮してしまったことがスコアを作れなかった原因です。このコースでのプレーがぶっつけ本番だったこともあり、準備不足は否めません。次もここでプレーするのであれば、攻略のヒントはつかみました。
加藤了資選手(OUT48 IN42)
今日の全国決勝を前に、チームの誰もここで事前に練習していなかったですし、地区予選2位、地区決勝2位だったこともあって、全国決勝もいつも通りプレーすればいい結果が出るだろう的な慢心があったかもしれません。今日のように風が強く、速いグリーンで、ラフが深いという厳しい状況になればなるほど、実力がなければチームのスコアは出ないということを痛感しました。こういう状況の中でも70台で回っている選手はいるわけですから、本当の意味での実力が足りないことを自覚して練習する必要性を感じました。
渡邊裕樹選手(OUT47 IN47)
今日はとにかく風が強くて、まったく自分らしさを出すことができませんでした。グリーンがとにかく速くて、1メートル以内のパットもなかなか入りませんでしたし。このコースはグリーン周りの芝が「ティフトン」という洋芝だったんですが、和芝に比べて柔らかくボールが沈んでしまうので、ラフからボールを出すのにも四苦八苦してしまいました。