日本通運

MATCH REPORT

試合結果詳細

日経カップ企業対抗ゴルフ選手権2021
予選Cグループ2021.09.04

筑波カントリークラブ

決勝大会の出場権を獲得

マッチリポート

2017年の第6回大会から4年連続で予選敗退の日通ゴルフ部。
今年は何としても決勝に進むため、新監督に第3回大会で準優勝したメンバーの牛嶋を迎え、その牛嶋監督の方針により登録選手6名を年末に早々と決定して、選手の強化アップを図る事とした。
3月から毎月2回の研修ラウンド及び選手選考ラウンドを7月まで重ねて、例年以上に内容の濃い準備をして選ばれたのは、井上新司、伊與久優二、渡邊裕樹、加藤了資の4選手。
捲土重来を期して8/7(土)の予選C組突破を目指した。ところが当日は台風10号の通過により大会は中止となり、大会規定により9/4(土)の予備日へと延期された。
大会初の予備日開催は、各チーム2名出場で内1名以上は50歳以上の代表メンバーで戦う事となっており、社内選考会上位2名の井上選手と伊輿久選手に全てを託す事となった。
4名で戦う場合は上位3名のスコアで競うが、今回は2名のスコアの合計で勝負が決まるため、両名にかかるプレッシャーは普段以上に重く圧し掛かる。
いよいよ試合当日。試合前の練習グリーンで控えの仲間に見守られてパッティング練習を行うが、緊張のせいか伊輿久選手は明らかにタッチが弱くショート気味。
すかざず井上選手がアドバイスを送り何とか修正のコツを掴んだ様子。応援に回った控え選手も含めて日通チーム全体の雰囲気も盛上がって来た。
雨で重いグリーンとラフの対策が攻略のカギとなる事を二人で再度確認してスタートを待つ。
小雨の降る中午前7時18分にアウト井上選手、イン伊輿久選手がスタート。 今シーズンの好調を象徴する様に2人ともにドライバーをフェアウエイに置いて絶好のスタートを切って出て行った。
最初にハーフターンで戻ってきたのは伊輿久選手。最終18番でダボとなるが41。井上選手は最終9番で惜しくもバーディーを逃し40。二人の合計スコア81は途中経過で2位タイであったが、同点2位が3チームで1打差の5位が2チーム、さらに2打差の7位が2チームと予想通りの大混戦となった。
井上選手から伊輿久選手に「後半も同じく40前後で回れば十分にチャンスがある。焦らず行こうや」と声を掛けて後半に臨む。
後半は雨が上がり風が吹き始めるが、日通の2人は好調を維持してホールアウト。井上選手は宣言通り後半も40でトータル80。伊輿久選手は後半39と盛り返し同じくトータル80。
日通チーム合計は160で試合前に設定したボーダーラインを何とかクリアして後続組の結果を待つ。
他社チームが戻る度にハラハラしながらスコアを確認するが、どこのチームも重いグリーンとラフに苦しみ後半スコアを伸ばす事が出来ず、日通は最終的に3位でフィニッシュ。
上位5チームに与えられる決勝進出の切符を5年ぶりに手にした。
この調子で決勝でもシードを取り、強豪復活をアピールしたい。

日本通運成績

氏名 OUT IN 合計
井上新司 40 40 80
伊與久優二 39 41 80
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