日本通運

MATCH REPORT

試合結果詳細

日経カップ 企業対抗ゴルフ選手権2024 決勝大会2024.09.28

筑波カントリークラブ

力戦奮闘するも力及ばず。全選手が次回大会シード獲得と優勝に向け決意を新たにする

大会概要

第13回日経カップ「企業対抗ゴルフ選手権2024」。今年も茨城県つくばみらい市にある名門・筑波カントリークラブで開催。
9月28日(土)の決勝大会は予選大会5グループの上位5チームと前年大会のシード10チーム、計34チームによる決戦となった(1チーム棄権)。競技方法は18ホール、ストロークプレーによる団体戦、1社あたり4名が出場し、チーム内で上位3名の合計スコアにより順位を決定する(男子7030ヤード・女子5975ヤード、ともにパー72)。

日本通運チームの出場選手と今大会の目標

出場選手は井上新司・筒井宏明・加藤了資・西間木美里の4人。
前回大会より女子選手(最低1名)の出場が義務付けられ、チームNXは男子3人、女子1人の布陣で臨むこととなった。
26年間ゴルフ部の中心的存在として活躍してきた井上選手が今大会を持って引退となり、各選手が井上選手のはなむけとなる成績を残すことを心に宿し、また優勝を目標に試合に挑んだ。

午前の試合概要

最高気温26度、秋晴れ予報の中、OUTコースから加藤選手、井上選手が、INコースから筒井選手、西間木選手がスタート。グリーン速さ10.8feetの難しいコンディションの中、加藤選手40、井上選手41と午前中を手堅くまとめる。一方、社内選考会では好調を維持していた筒井選手42、西間木選手44ともに実力が出せずに苦戦を強いられ、チーム合計は123ストローク、午前中折り返しの時点で13位となった。例年、午後からの風に各チームが苦戦する中で、これまでチームNXは粘り強くスコアを落さずに結果を出してきた。今年も後半の巻き返しに期待がかかった。

午後の試合概要

決勝大会独特の雰囲気の中で後半がスタート。後半ハーフの前半は加藤選手がパーを重ね、井上選手と筒井選手も耐えるゴルフを続け、応援者全員が固唾を飲んで見守る展開となった。
各選手ともに苦戦を強いられたが、加藤選手が後半も39でまとめ79と安定したプレイとした。井上選手は筑波CCの罠にはまって(本人談)45。また、筒井選手43、西間木選手47は実力を発揮できないままに最終ホールを終えた。

結果

最終成績は、チーム合計スコア250ストロークで31位。
4月以降、筑波CCで社内予選を重ね、各選手ともにコースマネージメントや技術力、精神力などの向上とともに確実にスコアアップを成し遂げてきたが、前年成績(4位)を大きく下回りシード権を手放す結果となった。予選敗退が続くなど低迷する時期もあったが、近年は、新入部員による底上げや、年間を通じた社内選考会による競争意識の向上、各部員の地道な努力と会社の支援が着実に成果として現れてきていたが、残念ながら井上選手の引退試合に有終の美を飾ることは叶わなかった。
一方、3年ぶり6回目の優勝を飾ったプルデンシャル生命保険が228と2020年に記録した最小スコアに1打迫る成績を出すなど、各チームのレベルは年々上がってきている。
2025年は予選大会からの出場となるが、すべての選手が臥薪嘗胆を胸に刻み、次回大会のシード権獲得と念願の優勝を目指し新たな一歩を踏み出した。

日本通運成績

氏名 OUT IN 合計
加藤 了資 40 39 79
筒井 宏明 43 42 85
井上 新司 41 45 86
西間木 美里 47 44 91

コメント

加藤選手

日経カップ企業対抗ゴルフ選手権2024、今年はシードチームとして決勝大会を迎えました。先ずは大会関係者の皆様、ゴルフ部の運営に携わっていただいております事務局の方々、応援のために会場まで足を運んでいただいたOBの方々・仲間に深く感謝を申し上げます。
緊張感の中、社名を背負って日経カップでプレー出来ることは本当に格別です。今回、結果としては上位に進出することは出来ませんでしたが、1年間振り返ってみてチーム一丸となり優勝を目指して、選考会では切磋琢磨し、外部の試合に武者修行として挑戦し続けたことに大きな意味を感じております。同時に出場選手のスコアをそろえる事の難しさを過去一番感じたかもしれません。しかし、これもゴルフ人生なのかなと、、、
最後に井上さん、和泉さん、長きにわたりお疲れ様でした。10年以上、井上さんと和泉さんと共にゴルフ部で活動出来たことを誇りに思います。ありがとうございました。

井上選手

全日本実業団ゴルフから日経カップまでゴルフ部員として26年間出場をしてきましたが、今回の大会をもって引退となりました。
故高橋功氏から引き継いでチームを牽引して頑張ってきました。正直、会場が鳳琳CCから筑波CCに移ってから思うようなスコアーが出ませんでした。予選落ちが続き、とても悔しい思いを重ねてきましたが、近年は予選通過、そして念願のシード権も獲得出来、チームの成長を実感しています。
更なる成長、そして古豪NX復活のためにはもう1段階のレベルアップが不可欠であり、ゴルフ部員全員が切磋琢磨して頑張っていただきたいと切に願います。

最後に、会社関係者やゴルフ部員の皆様へ
NXゴルフ部活動の26年間は長いようで短かったですが、皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。皆様のさらなるご健勝とご活躍を心からお祈り致します。これまでのご声援やご支援、本当にありがとうございました。

筒井選手

今回の大会は長年ゴルフ部の為にご尽力された井上さん(師匠)の最終決戦。手ぶらで帰らせないと、心身ともに万全の調整をして当日を迎えました。
やはり、決勝の雰囲気は想像以上のテレビ取材・企業応援関係者の数に圧倒され、スタート1番ティーショトが経験したことのないミスが出てOBとなり心臓が飛び出すぐらいの緊張間のまま前半は42ストローク。NXゴルフ部の方・OBの方の励ましの言葉で少しは雰囲気に慣れてきて、後半は落ち着いたプレーを心掛けましたが選考会のようなスコアは出せませんでした。しかし最終ホールは2オンからのイーグルチャンス、決めれなかったが良い経験をさせていただきました。43ストロークとなり、不甲斐ない結果となりましたが現実を受け止め来年以降の課題とします。
四日市支店の職場の皆さん、ゴルフ部の部長・監督・部員・OBの方々に感謝して、シード権奪回に向け技術・メンタルを鍛えたいと思います。

西間木選手

昨年4位でシード権を獲得し、今年は3位以内を目指し1年間取り組んできましたが、シード権を手放す結果となってしまいました。また今大会でゴルフ部を引退される井上選手や和泉選手のためにもメダルが欲しかったのですが、思うような結果を残す事が出来ませんでした。
直近の調子は決して悪くはなかったため、何がスコアに繋がらなかったのか?先ずは18ホール振り返りながら課題を洗い出し、来年に向けて取り組んでいこうと思います。また1年間はあっという間ではありますが、今のこの気持ちやモチベーションを維持するには長くもあり、これをいかに継続させ本番に向けて調子を上げていくかも課題だと感じております。

最後に藪ゴルフ部長をはじめ牛嶋監督、事務局の方々やゴルフ部員、OBの方々などゴルフ部関係者に心から感謝を申し上げます。また、ゴルフ部活動にご理解やご支援をいただいている職場の皆さんも本当にありがとうございます。来年は期待に応えれるよう頑張ります。

団体成績

    日本通運 優勝チーム  
13回 2024 31位 250 プルデンシャル生命保険 228  
12回 2023 4位 235 野村証券 231  
11回 2022 14位 164 イリソ電子工業 155 ※2人による代表戦
10回 2021 22位 245 プルデンシャル生命保険 232  
9回 2020 予選敗退 248 プルデンシャル生命保険 227  
8回 2019 予選敗退 242 ブリヂストンスポーツ 233  
7回 2018 予選敗退 246 プルデンシャル生命保険 231  
6回 2017 予選敗退 248 三井不動産 233  
5回 2016 23位 250 三井不動産 234  
4回 2015 11位 247 三井不動産 239  
3回 2014 準優勝 232 プルデンシャル生命保険 231  
2回 2013 20位 252 明治 234  
1回 2012 18位 248 プルデンシャル生命保険 233  

個人戦最高位

第13回 2024 加藤 了資 30位 40・39 79  
第12回 2023 渡邊裕樹 15位 37・40 77  
第11回 2022 井上 新司 18位 37・43 80  
第10回 2021 井上 新司 34位 40・40 80  
第9回 2020 加藤 了資 - - 80 ※予選成績
第8回 2019 白井 孝則 - - 79 ※予選成績
第7回 2018 井上 新司 - - 77 ※予選成績
第6回 2017 加藤 了資 - - 81 ※予選成績
井上 新司 - - 81 ※予選成績
第5回 2016 加藤 了資 47位 39・43 82  
第4回 2015 加藤 了資 29位 42・40 82  
白井 孝則 29位 42・40 82  
第3回 2014 井上 新司 準優勝 39・36 75  
第2回 2013 井上 新司 23位 40・41 81  
第1回 2012 野田 展央 18位 39・40 79  

個人別成績

第13回 2024 加藤 了資 79 筒井宏明 85 井上 新司 86 西間木美里 91  
第12回 2023 渡邊裕樹 77 井上 新司 78 加藤 了資 80 西間木美里 95  
第11回 2022 井上 新司 80 加藤 了資 84   ※2人による代表戦
第10回 2021 井上 新司 80 加藤 了資 82 渡邊裕樹 83 伊與久優二 89  
第9回 2020 加藤 了資 80 井上 新司 81 佐々木 康 87 白井 孝則 88  
第8回 2019 白井 孝則 79 井上 新司 80 伊與久 優二 83 加藤 了資 89  
第7回 2018 井上 新司 77 加藤 了資 84 北谷 眞吾 85 神長 英一 87  
第6回 2017 加藤 了資 81 井上 新司 81 岡田 吉富 86 鶴岡 武人 86  
第5回 2016 加藤 了資 82 和泉 吉郎 83 澤田 敦 85 井上 新司 85  
第4回 2015 加藤 了資 82 白井 孝則 82 澤田 敦 83 井上 新司 88  
第3回 2014 井上 新司 75 牛嶋 浩彰 78 加藤 了資 79 北谷 眞吾 84  
第2回 2013 井上 新司 81 白井 孝則 85 加藤 了資 86 牛嶋 浩彰 87  
第1回 2012 野田 展央 79 井上 新司 84 加藤 了資 85 丹波 充 88  
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