日本通運

MATCH REPORT

試合結果詳細

第26回
全日本実業団女子・高壮年剣道大会2025.03.08

東京武道館

新人2名を含む4チームが出場。相場、宮崎、新納の日本通運Cチームが16強入り

マッチリポート

新年度入社の伊藤和美(Aチーム中堅)と宮崎優楽(Cチーム中堅)を迎え、3人制の団体戦に日本通運はA~Dの4チームが出場した。監督の本橋清伸は「新しい武道館もできて、みんなしっかり稽古してくれていました。パナソニックさんが開催した大阪での練習会に参加するなど、例年以上に頑張っていました」と語り、Cチームが16強という成績を残した。

剣道部主将の板倉亜実を擁するAは、1回戦を2-0で突破。2回戦ではNTT東日本(千葉)と対戦し、先鋒・吉田梨花子、中堅・伊藤、大将・板倉がいずれも引分けとなり勝敗の行方は代表戦へ。吉田が粘り強く戦うも、延長6分47秒にドウを奪われ、惜しくも敗退した。

Bは先鋒・高原璃子、中堅・菅原万莉、大将・山田静花の布陣で1回戦を突破し、2回戦では今大会優勝のパナソニック(EW本社)とぶつかった。高原、菅原が一本負けしたが、菅原がメンを取られたのは終了間際であり、山田は引分け。強豪を相手に、結果以上に競った内容での敗退だった。

先鋒・相場葵、中堅・宮崎、大将・新納璃南のCは、各選手が安定した戦いを続け、4回戦まで相手にひとつのポイントも与えなかった。3回戦のランテック(福岡)戦は代表戦までもつれたが、相場が延長8分15秒にドウを奪い勝ち切った。

16強入りしたCは、4回戦でNTT東日本(東京)と対戦。相場が一本負け、宮崎は一進一退の攻防を演じ、終了間際にメンを打ち込むも判定は時間切れで引分け。勝ちを狙って新納が大将戦に挑んだが、相手の小川燦は大学日本一の経験がある長身選手でうまく時間を使われ引分けに終わり、0-1で敗退となった。

「小川とは何回も対戦したことがあり、身長が高いので届かないことはわかっていました。攻めて一本を取りにいきましたが、一歩届かずという感じでした」と新納は振り返る。

Dは先鋒・柴田まりな、中堅・加藤亜紀、大将・東野早杜子で臨み、1回戦で三井住友海上(神田)と対戦し、1-2で競り負けた。

同時開催された男子高壮年では、日本通運から8人がエントリーし、6段以上の部に出場した図末陽一が16強入りを果たしている。

コメント

本橋清伸(女子監督)

大学日本一や今大会を勝ち上がったチームを相手に、しっかりと勝負できました。上位陣はフィジカルが強く、竹刀さばきも速いです。今後はフィジカル強化や竹刀さばきなどを重点的に稽古する必要があると考えています。

板倉亜実(剣道部主将 日本通運A・大将)

内定者2名がいてはじめて組むチームがあるなか、みんな同じ方向を向いて戦うことができました。あと一歩のところ、苦しい場面で足を動かせるか、手を出せるか、技を変化させられるかが今後の課題になってきます。

新納璃南(日本通運C・大将)

先鋒の相場は高校の同級生でもあり、切磋琢磨してきました。中堅は内定者でしたがチームワークがすごく良くて、星勘定をしながらうまく戦えました。6月の関東実業団剣道大会では今日よりも勝ち上がれたらなと思います。

伊藤和美(新年度入社 日本通運A・中堅)

お互いに高め合うことができるチームで盛り上がっていたし、強かったです。今日は先鋒が勝ち続けていた時に、ムリをしない剣道をしてしまいました。自分が決めるぐらいの気持ちで、もっとガツガツいく必要があると感じました。

宮崎優楽(新年度入社 日本通運C・中堅)

実業団の大会は初めてでしたが、楽しむことができました。試合を終えた今は、もっと上の景色が見られたらいいなという気持ちがあります。先輩たちについていけるように、頑張らないといけないと思っています。

試合結果

日本通運A

■1回戦

  日本通運A 2 0 ニチベイ(本社)
先鋒 吉田 梨花子 メン、メン     清水 飛鳥
中堅 伊藤 和美     栗岡 颯央
大将 板倉 亜実 メン、メン     高橋 瞳
(代表戦)          
補欠          

■2回戦

  日本通運A 0 0 NTT東日本(千葉)
先鋒 吉田 梨花子     濱田 望愛
中堅 伊藤 和美     河村 陽奈
大将 板倉 亜実     横井 怜子
(代表戦) 吉田 梨花子     ドウ 横井 怜子
補欠          

日本通運B

■1回戦

  日本通運B 2 0 ソフトバンク(本社)
先鋒 高原 璃子 メン、ドウ     山内 綾乃
中堅 菅原 万莉     朴 昭穎
大将 山田 静花 ドウ     平島 かれん
(代表戦)          
補欠          

■2回戦

  日本通運B 0 2 パナソニック(EW本社)
先鋒 高原 璃子     メン 小倉 清乃
中堅 菅原 万莉     メン 濱田 裕佳
大将 山田 静花     桑水流 愛香
(代表戦)          
補欠          

日本通運C

■1回戦

  日本通運C 2 0 東京東信用金庫
先鋒 相場 葵 コテ     櫻井 心暖
中堅 宮崎 優楽 メン、メン     倉形 真由
大将 新納 璃南     堀之内 麗
(代表戦)          
補欠          

■2回戦

  日本通運C 1 0 SECOM
先鋒 相場 葵 ドウ     松下 果鈴
中堅 宮崎 優楽     悪原 樺乃
大将 新納 璃南     亀山 由希子
(代表戦)          
補欠          

■3回戦

  日本通運C 0 0 ランテック(福岡)
先鋒 相場 葵     柳下 花織
中堅 宮崎 優楽     大西 みなみ
大将 新納 璃南     北川 知佳
(代表戦) 相場 葵 ドウ     北川 知佳
補欠          

■4回戦

  日本通運C 0 1 NTT東日本(東京)
先鋒 相場 葵     ドウ 渡邊 桃子
中堅 宮崎 優楽     長谷川 理恵
大将 新納 璃南     小川 燦
(代表戦)          
補欠          

日本通運D

■1回戦

  日本通運D 1 2 三井住友海上(神田)
先鋒 柴田 まりな     メン、ドウ 大西 希望
中堅 加藤 亜紀 コテ     升谷 理紗子
大将 東野 早杜子     メン、ドウ 石田 結稀
(代表戦)          
補欠          

高壮年個人戦

石井 誠哉(6段以上の部)

2回戦 メン、メン   山中 佳英(東京電力本店)
3回戦   ドウ 藤尾 竜生(千葉銀行)

西 貴義(6段以上の部)

1回戦 メン   林 俊宏(三菱商事本店)
2回戦 メン   及川 昭(秋田銀行)
3回戦 メン   浅井 秀則(東日本電信電話千葉支店)
4回戦   メン、メン 亀井 康員(江藤酸素)

椎屋 博光(6段以上の部)

2回戦 反、メン   山越 章太(望星サイエンス本社)
3回戦 メン、コテ   松尾 悟志(日立製作所本社)
4回戦 メン、メン   樋口 史朗(ニチベイ本社)
5回戦   コテ、コテ 徳岡 幸二(ヤマガタ本社)

高須 秀隆(6段以上の部)

2回戦 メン、コテ   畔上 俊(三菱商事本店)
3回戦   メン、コテ 西山 亮(綜合警備保障東京)

図末 陽一(6段以上の部)

2回戦 メン   村上 義徳(花王東京工場)
3回戦 ドウ、メン   大久保 晃(住友電気工業大阪製作所)
4回戦 ドウ、メン コテ 笹田 和宏(豊田合成本社)
5回戦 メン、メン   宮地 秀典(グローリー本社)
6回戦   メン 浅井 文貴(三井住友銀行本店)

竹村 直(5段以下の部)

1回戦 メン、ドウ コテ 高田 浩睦(東京システム運輸ホールディングス本社)
2回戦 メン   野尻 剛史(岡三証券)
3回戦 メン、メン   小野 雅彦(川崎汽船)
4回戦 メン   阿部 彰(ソニー本社)
5回戦   メン 宮本 恵造(三菱UFJ銀行本店)

大山 慎太郎(5段以下の部)

2回戦 コテ   中場 弘紀(セコム関東)
3回戦   白水 喜春(日本電気府中事業場)

加藤 禎之(5段以下の部)

2回戦 反、反   富永 憲(阪急電鉄)
3回戦 コテ   鈴木 博道(アズビル)
4回戦   ドウ、ドウ 山本 聡(I-PEX)

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