日本通運

MATCH REPORT

試合結果詳細

第67回
全日本実業団剣道大会2025.09.15

日本武道館

たくさんの声援を力に奮闘するも、あと一歩及ばず

マッチリポート

全国から374チームが参加し、実業団日本一を懸けてしのぎを削った今大会。
日本通運からは3チームが出場し、竹添社長をはじめ、たくさんの応援を受けながら上位入賞を目標に臨んだが、力及ばず悔しい結果となった。
それぞれが得た課題を糧に、次回こそ飛躍を誓う。

Aチーム

先鋒・外崎、次鋒・大野、中堅・諸橋、副将・井田、大将・南の布陣で挑んだAチーム。
初戦となる2回戦の相手は丸紅。序盤、先鋒・外崎が鮮やかなメンを決め、チームに勢いをもたらした。次鋒・大野は互角の攻防の末、引き分けに持ち込み、続く中堅・諸橋はコテを先取して優位に立ったものの、終了間際にドウを奪われて引き分けに。
副将・井田は果敢な攻めを見せ惜しい技を繰り出すも、相手にメンを許し一本負けとなった。1-1で迎えた大将戦、南は攻め続けたが引き分けに終わり、勝負は代表戦へ。
再び登場した外崎が挑むも、惜しくもメンを奪われ、2回戦敗退となった。

Bチーム

先鋒・山根、次鋒・山田、中堅・川良、副将・三輪、大将・三山の布陣で挑んだBチームの初戦は三井物産(本社)。
先鋒・次鋒が一本負けを喫し苦しい立ち上がりとなったが、中堅・川良がドウで一本勝ちを収めると、副将・三輪も終了間際にメンを決めて追いつく。大将・三山は攻め続けたが引き分けに終わり、勝負は代表戦へ。
代表に選ばれた川良が危なげない展開の末、鮮やかな引きメンを決め、初戦突破を果たした。
2回戦はTOPPANエッジ(本社)。次鋒・山田が引きドウで一本勝ちを収め、副将・三輪も冷静に二本勝ちをし、チームの勝利を決定づけた。
続く3回戦の相手はサンエイ。3-0の快勝で駒を進める。
4回戦はふくおかFG。先鋒・山根が見事なツキを決め、その一本を全員で守り抜き勝利を掴んだ。
迎えた5回戦、強豪・NTT(新宿)。先鋒・山根が序盤に逆ドウを決めたがコテを返され引き分け、その後、山田・川良・三輪・三山も粘り強い戦いを見せたが引き分けとなり代表選へと突入した。
代表選は、三輪が果敢に攻めたが惜しくも敗れ、Bチームは5回戦敗退となった。

Cチーム

先鋒・上野、次鋒・三浦、中堅・高橋、副将・丑尾田、大将・植木の布陣で臨んだCチーム。
シードで登場した2回戦の相手はグローリー(本社)。先鋒・上野が果敢に攻め、有効打を奪ってコテを決め、一本勝ちを収める好スタートを切る。続く次鋒・三浦は粘り強く攻め合いを見せるも、決め手に欠け引き分けに。中堅・高橋は一瞬の隙を突かれてメンを奪われ一本負け。副将・丑尾田も相手の堅守を崩せず引き分けに終わり、勝敗の行方は大将戦へ託された。大将・植木は気迫のこもった試合運びを見せたものの、相手に鋭い技を許し二本負け。結果は1(1)―2(3)となり、惜しくも2回戦敗退という悔しい結果となった。

コメント

石井誠哉監督(男子監督)

6月の関東実業団大会では準優勝という結果に終わり、あと一歩届かなかった悔しさを糧に、強化練習に励んでまいりました。そして今回の全日本実業団大会に臨みましたが、代表戦で勝ち切ることができず、望んでいた結果には至りませんでした。それでも、部員一同が積み重ねてきた努力と取り組みは確かなものであると感じております。今後はさらに内容を充実させ、精進してまいります。本大会では、竹添社長、加藤常務をはじめ、多くの皆様にご声援をいただき、誠にありがとうございました。次回の国土交通大臣杯剣道大会では、優勝を目指して全力で挑戦いたします。

三山宙(男子主将)

関東実業団で準優勝という結果を残し、その勢いのまま今大会に向け強化・調整を行ってきました。部員全員で体づくり(筋肥大)に取り組み、大きな体の中に妙機をとらえる小技が光る剣道に仕上げて挑みました。結果としては見ての通り納得のいくものではなく、悔しさの残る一日となりましたが、取り組んできたことに間違いはなかった事、調整において足りなかった事がはっきりとし、やるべきことが明白となった一日でもありました。
三連休の最終日にもかかわらず、竹添社長や加藤常務をはじめ、100人近い会社関係者の方々に応援いただいたことを決して忘れることなく、今後の大会で全員が活躍できるよう、結果にこだわった稽古を積んでいきます。応援ありがとうございました。

上野傑(Cチーム 先鋒)

今大会では初戦から強豪チームとの対戦するにあたり、動画研究を入念に行い、わずかなチャンスをものにする戦い方を意識して、日々の練習に取り組んできました。
結果は思うようにはいきませんでしたが、個人・チームともに次に繋がる内容であったと感じています。強豪チームとの差としては、一本を取るまでの時間配分や、相手の隙を引き出す攻めと、その好機を逃さない決定力が挙げられたため、今後はその部分を意識して練習に励んでいきたいと考えます。この悔しさを忘れず、次の大会に向けて努力を重ね、応援してくださる方々に少しでも恩返しできるよう努めてまいります。

川良渉選手(Bチーム 中堅)

今大会ベスト32という結果となりました。強豪チームとの試合はやはり接戦な場面が多く
あと一歩及ばず、非常に悔しい惜敗となりました。勝負所での一本や流れの掴み方など、まだまだ詰め切れていない部分があると痛感しています。この悔しさを胸に、次の大会までに技の精度や攻めの鋭さはもちろん、接戦をものにする勝負強さをさらに磨きます。仲間と共に稽古を重ね、次こそはチーム全員で勝利をつかみ、さらに上の舞台へ進みます。応援してくださる方々の期待に応えるため、全力で挑みます。

試合結果

男子日本通運A

■1回戦

  日本通運A 1 1 代表 丸紅
先鋒 外崎 容司 メン     平山 嗣門
次鋒 大野 僚介     平子 裕一郎
中堅 諸橋 岳史 コテ   ドウ 馬場 健太
副将 井田 全信     メン 小檜山 琢仁
大将 南 純平     田窪 佑一郎
(代表戦) 外崎 容司     メン 小檜山 琢仁
補欠 馬杉 翼       杭田 樹

男子日本通運B

■1回戦

  日本通運B 2 2 三井物産(本社)
先鋒 山根 舜平     メン 小野寺 一
次鋒 山田 誠大     ドウ 藤井 悠太
中堅 川良 渉 ドウ     山﨑 大智
副将 三輪 佳史 メン     早尾 航希
大将 三山 宙     齋藤 海晟
(代表戦) 川良 渉 メン     小野寺 一
補欠 鈴木 啓介        

■2回戦

  日本通運B 2 0 TOPPANエッジ(本社)
先鋒 山根 舜平     北村 拓丸
次鋒 山田 誠大 ドウ     岩渕 力
中堅 川良 渉     大浦 彰一郎
副将 三輪 佳史 メン・メン     中山 陽太
大将 三山 宙     狩野 泰征
(代表戦)          
補欠 鈴木 啓介        

■3回戦

  日本通運B 3 0 サンエイ
先鋒 山根 舜平     鈴木 悠平
次鋒 山田 誠大 コテ     米澤 拓海
中堅 川良 渉 メン     成瀬 雄太
副将 三輪 佳史 メン     森 佑貴
大将 三山 宙     久米 博人
(代表戦)          
補欠 鈴木 啓介        

■4回戦

  日本通運B 1 0 ふくおかFG
先鋒 山根 舜平 ツキ     川村 周平
次鋒 山田 誠大 メン メン 宮崎 俊太郎
中堅 川良 渉     天野 雄介
副将 三輪 佳史 メン メン 徳永 寛司
大将 三山 宙     村下 裕大
(代表戦)          
補欠 鈴木 啓介        

■5回戦

  日本通運B 1 1 代表 NTT(新宿)
先鋒 山根 舜平 ドウ コテ 大津 翔太朗
次鋒 山田 誠大     金井 大将
中堅 川良 渉     宇賀神 直也
副将 三輪 佳史     河村 晋之介
大将 三山 宙     尾野 大成
(代表戦) 三輪 佳史     メン 河村 晋之介
補欠 鈴木 啓介        

男子日本通運C

■1回戦

  日本通運C 1(1) 2(3) グローリー(本社)
先鋒 上野 傑 コテ     水田 貫大
次鋒 三浦 和也   ×   柴田 忠郎
中堅 高橋 達哉     メン 榊原 彬人
副将 丑尾田 匠海   ×   米倉 健人
大将 植木 崇広     コテ・コテ 鈴木 賢起
(代表戦)          
補欠 小野 将       宮地 凌平

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