日本通運

MATCH REPORT

試合結果詳細

全日本企業対抗ゴルフトーナメント
【EAGLE VISION CUP決勝】2023.01.14

東名古屋カントリークラブ

濃霧の決戦、健闘するも一歩及ばず

マッチリポート

冬季のレベルアップを図る取り組みとして、リクルート主催の「イーグルビジョンカップ全国決勝大会」に今年も日本通運ゴルフ部が上位入賞を目指して挑戦した。
このイーグルビジョンカップ全国決勝は、各地区予選を通過した78チームが参加する2人1組のダブルス戦で、ホールアウトまで2人が打ったボールの良い方を採用する試合形式で、全国決勝レベルでは毎回どれだけバーディーが取れるかが上位進出の鍵となっている。だが攻めすぎてボギーを打ってしまうと、スコアが悪くなるばかりでなくチームの雰囲気・リズムも悪くなってしまうため、個人戦以上に攻めと守りのバランスを取りながらプレーする事が重要となってくる。

今年は予選を通過した白井・筒井ペア/鶴岡・村上ペアの2チームと、昨年大会で4位と活躍してシード扱いとなった加藤・渡邊ペアの計3チームが東名古屋カントリークラブで試合に挑んだ。当日は10℃前後の気温に加えて、終日小雨が降り濃霧がかかる厳しいコンディションで集中力を保つのが難しい。
また全国大会決勝用にグリーンは固く締まっており、雨が降っている中でもボールの転がるスピードは相当早く、各選手はスタートから神経を使うプレーとなった。
最初にスタートした鶴岡・村上ペアは出だし3ホールを全てグリーン奥に着けてしまい、3連続ボギーで前半40。2組目の白井・筒井ペアも奥とサイドに付けてしまう事が多く、予選で5バーディーを奪った白井選手のパットがこの日は全く決まらずに前半40。またシード出場の加藤・渡邊ペアも前半スコアを37として好位置につけてはいるが、バーディーパットが全く決まらずにイライラが募る展開となってしまった。
本大会は日没を考慮して全員がスループレーとなっていたため、前半の悪いリズムを途中休憩でガラッと変える事は出来ないが、各チーム・各選手は粘ってパーを重ねてリズムを取り戻しながら後半戦へ向かう。最終的に 鶴岡・村上ペア3バーディー/1ボギーの34でトータル74の37位、白井・筒井ペアは2バーディー/1ボギーの35でトータル75の45位。加藤・渡邊ペアは2バーディの34でトータル71と何とかアンダーパーまで持って来たが、前半の不調が響き17位となり2年連続でのシード獲得には至らなかった。各チームともに悔しい結果となってしまったが、出場した選手が多くの課題を得ることが出来た事は大きな収穫となった。

日本通運成績

チーム名 氏名 OUT IN 合計
チームA 加藤了資 34 37 71
渡邊裕樹
チームB 白井孝則 35 40 75
筒井宏和
チームC 鶴岡武人 34 40 74
村上真一

コメント

加藤了資選手(Aチーム OUT34 IN37)

ダブルスは何度か出場しておりますが、スクランブルという普段とは違う競技で、真剣さの中にも楽しみがありますし、本大会は他の企業との方々と交流が深めることができるので、非常に有意義な大会であります。
上位の成績であれば注目されますし、メディアへ取り上げられ機会が増えてきます。昨年は全国4位、今年は渡邊選手と2人で優勝して世界大会進出!!を目指していましたが、今年は17位⤵。そのまま反省会となりました。来年は今一度戦略を見直して上位入賞へ目指したいと思いますので、応援のほど宜しくお願い致します。

渡邊裕樹選手(Aチーム OUT34 IN37)

はじめに、日頃よりゴルフ部の活動にご理解、ご協力頂き誠にありがとうございます。新年早々の大会に参加させて頂く際に、応援・ご協力頂いた方々に厚くお礼申し上げます。
当日は、気温が高く小雨と霧で難しい状況でした。加藤選手とともに昨年4位以上を目指し必死にプレーしました。霧の為、進行が遅れなかなかリズムが作れず、前半は1オーバー(37打)と苦戦し折り返しました。後半は、加藤選手のショットに助けられ2アンダー(34打)トータル1アンダー(71打)とな巻き返しました。順位は17位と昨年を上回ることが出来ませんでしたが、難しい状況の中でのラウンドで良い経験となりました。また、次の試合に向け頑張って行きたいと思います。

白井孝則選手(Bチーム OUT35 IN40)

予選で奪った7つのバーディー以上を目標にいざ全国決勝に挑みましたが、初めてといっていいようなコンディションでパーオンすら厳しいゴルフを強いられてしまいました。ただ 諦めず最後に意地?の連続バーディーでフィニッシュできホッ!と一安心。来年こそは全国で上位進出するぞ!

筒井宏和選手(Bチーム OUT35 IN40)

自分のラウンド人生経験の中で1位2位の悪天候・悪条件の中でのラウンドでした。白井選手も初めてのコースで、霧で見えない真っ白の中に不安を抱きながらショットをしていきました。前半は4オーバーと奥からの早いグリーンに苦しめられました。同組には住友ゴム工業様でプロのゴルフトーナメントの運営をされてる方で競技には慣れており圧倒されました。後半は少し天候も回復した時もありましたが、コースコンディションは悪い状態のままで、その中2人で励ましあい1アンダーでラウンド終了。昼食事なしスループレーでも7時間に及ぶ長い決勝戦45位でしたが、良い経験が出来ました。悔しさをバネに今後のゴルフ部活動に活かしたいと思います。

鶴岡武人選手(Cチーム OUT34 IN40)

雨が降っている事もあり、グリーンの傾斜とスピードを甘く見ていました。出だしに突っ込み過ぎて3連続ボギーを招いてしまった事が後で大きく響きました。ただ、ペアとしては良く機能していて、1番ホール以外はボギーを打つ雰囲気が全くなかっただけに出だしが悔まれます。70前半を出すプレーを肌で感じる事が出来て、非常に良い経験が出来ました。

村上真一選手(Cチーム OUT34 IN40)

当日の霧と雨で試合展開が全く予想できない中スタート。コンディションが悪い中、ティショットは、悪くない感じなため、セカンドショットはピンを狙い、パーオンするも、下り(2~5m)ファーストパットを強くオーバーし、結果ボギー・・こんな状況が前半は続き、スコアを崩した。後半は、手前から手前からを意識し、3番ホールまでパー 4番ホールで鶴岡選手がバーディを決めると、5.6番とバーディチャンスだったが、惜しくもパー 7番・203Yのショートホール ティショットをピン奥5mにつけたが、鶴岡選手が、ピン手前1.5mにつけ先輩の貫禄を見せてきた。難なくバーディを決め流れを掴み、8番ホールもセカンドショットをピン手前4.5mにつけ、またも鶴岡選手が真っすぐなラインを強気で攻めバーディ。最終ホールはボギーとしホールアウト。決勝大会を参加し、自分の通用する部分、欠けてる部分を知ることが出来きた。今後の課題はショートゲームを磨き団体戦へ挑む。

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