日本通運

MATCH REPORT

試合結果詳細

第58回
東日本実業柔道団体対抗大会2023.10.01

講道館

全員応援で奮起。
岩崎がはじめて大将を務めた3部Bチームが3回戦進出。

第73回全日本実業柔道団体対抗大会

マッチリポート

3人制団体戦で行われる今大会、日本通運は1部、2部、3部に4チームがエントリーした。しかし1部で出場予定だった柔道部キャプテンの玉置、2部で先鋒を務める予定だった中村がケガで欠場となった。「出場登録後にキャプテンと2部のポイントゲッターがケガをしてしまいました。状況はちょっときつかったかなと思います」と振り返ったのは山脇監督で、各チームが苦戦を強いられた。

1部チーム(先鋒・加藤、中堅・影浦、大将・戸崎)、2部チーム(先鋒・石塚、中堅・衛藤、大将・吉井)は1回戦で敗退。1部チームはその後に3位決定戦に回ったが、初戦で腕を痛めた加藤が不戦敗となり、影浦、戸﨑の2人で挑むことに。両選手とも積極的に攻めたが、どちらも引分けとなり0-1で競り負けた。

3部Aチーム(先鋒・初野、中堅・佐藤、大将・手塚)は1回戦で東京拘置所と対戦し、初野が引分け、佐藤は指導3つで反則負け。引分けでも敗退となるなか、手塚が反則勝ちし、勝敗を五分に戻して代表戦に持ち込んだ。しかし、その代表戦では手塚がやぐら投げで敗れて敗退となった。

3部Bチーム(先鋒・長谷川、中堅・髙野、大将・岩崎)は1回戦に2-1、2回戦に1-0で競り勝ち、3回戦へ。1回戦では髙野、岩崎が、2回戦では長谷川が勝ち、各選手が勝利を収めて流れをつくった。3回戦の立川拘置所戦も中堅まで終えて1分け1敗で「私が勝って代表戦に持ち込まなければならなかった」(岩崎)という展開になったが、体重差のある相手に抑え込まれ、最後は腕絡みで敗れた。

会場となった講道館には各支店の方々、柔道部OBなどが多数詰めかけた。ケガで欠場となった選手たちの姿もあった。厳しい戦いを強いられたが、「全員応援というカタチで、柔道部として一体感が強まったと思います」(山脇監督)という大会でもあった。

コメント

山脇悟監督

選手個々の課題を見出すことができました。一人ひとりに伝えることで課題克服に努めます。今日は多くの支店の方々が来られていて、柔道部OBも含めて20名以上の方々に応援をいただきました。ありがとうございました。

長谷川雷(柔道部副将 3部Bチーム・先鋒)

実力が足りていませんでした。各々がそうだと思いますが、結果にも内容にも納得できていません。産業別大会(11月23日)まで時間がないですが、柔道部全体でやれることに取り組み、成長できればと考えています。

髙野敦弥(3部Bチーム・中堅)

職場の方々が応援に来て下さり、力になりました。恥じない戦いをするべく心の準備をして臨みましたが、まだまだ結果には満足していないです。攻める姿勢を持ち、ポイントを取る柔道を目指して練習に励みます。

岩崎彪(3部Bチーム・大将)

はじめての大将でしたが、得点が必要な場面、失点してはいけない場面があり、状況を考えながら戦いました。体重差のある相手との試合が続き、きつかったです。今後は大きい相手との練習にも取り組んでいきます。

試合結果

1部チーム

■1回戦

  日本通運 0 3 京葉ガスA
先鋒 加藤 貴也     一本(腕絡み) 篠崎 忠史
中堅 影浦 力     僅差勝ち 岩尾 敬太
大将 戸崎 碧海     優勢勝ち 畠山 竜弥
(代表戦)          
補欠          

■3位決定戦

  日本通運 0 1 東芝
先鋒 影浦 力   引分け   瀧澤 秀斗
中堅       不戦勝ち 古田 直也
大将 戸崎 碧海   引分け   須永 江貴
(代表戦)          
補欠          

2部チーム

■1回戦

  日本通運 0 2 センコー
先鋒 石塚 康太郎     反則勝ち 岩渕 侑生
中堅 衛藤 力也     反則勝ち 杉山 海
大将 吉井 拓実   引分け   仲島 聖悟
(代表戦)          
補欠          

3部Aチーム

■1回戦

  日本通運 1 1 東京拘置所
先鋒 初野 壱昴   引分け   川田 武史
中堅 佐藤 晃輔     反則勝ち 田中 颯
大将 手塚 海 反則勝ち     右田 雄太郎
(代表戦) 手塚 海     一本(やぐら投げ) 川田 武史
補欠          

3部Bチーム

■1回戦

  日本通運 2 1 ALSOKアーバンセキュリティ
先鋒 長谷川 雷     反則勝ち 向井 邦宏
中堅 高野 敦弥 一本(払い腰)     田村 達明
大将 岩崎 彪 合技     松田 康仁
(代表戦) 手塚 海        
補欠          

■2回戦

  日本通運 1 0 名古屋拘置所
先鋒 長谷川 雷 一本(体落とし)     大塚 悠哉
中堅 高野 敦弥   引分け   佐藤 辰哉
大将 岩崎 彪   引分け   川原 良太
(代表戦)          
補欠          

■3回戦

  日本通運 0 2 立川拘置所
先鋒 長谷川 雷     一本(背負投げ) 黒須 勇太
中堅 高野 敦弥   引分け   佐藤 祐太郎
大将 岩崎 彪     一本(腕絡み) 尾崎 央達
(代表戦)          
補欠          

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