進化する物流の先に
AFTER LOGISTICS EVOLUTION

モノを届けたい人と、モノを手に入れたい人。その点と点を結ぶことこそ、物流が担う大きな意味。
時代の変化により生まれた課題を解決するために、これまでになかった幸せを人びとにもたらすために、
物流はいま、大きな進化を遂げようとしています。その一例をご紹介します。

高度なノウハウや知見を基に 高品質なサービスの 創出に取り組む

CASE.01
半導体プロジェクト

身のまわりのさまざまなものに組み込まれる半導体は、今や社会にとってなくてはならない存在であり、世界中で投資が進む巨大産業でもあります。そのサプライチェーンは、「旅するウエハ」と表現されるほどグローバルに拡大し、関連する裾野も広く多様です。このようなサプライチェーンにおいてEnd to Endのロジスティクスを実現するためには、振動衝撃対策や温湿度管理など、高度なノウハウや知見が必要となります。半導体ロジスティクスにおいて国内外で豊富な実績を持つNXグループは、この半導体関連を重点領域と位置づけ、グローバルでのシェア拡大を目指しています。航空輸送、海上輸送、ロジスティクスをはじめ多様な分野のプロフェッショナルたちの英知を結集し、高品質なサービスの創出に取り組んでいます。

サプライチェーン全体における CO2排出量削減を支援する

CASE.02
SAFプロジェクト

CO2の排出量削減は世界的な潮流であり、あらゆる産業で取り組みが加速しています。グローバル物流を担う航空業界でも脱炭素化の機運は高まっており、“持続可能な”次世代航空燃料としてSAF(Sustainable Aviation Fuel)が注目を集めています。NXグループが2024年から提供を開始した「NX-GREEN SAF Program」は、このSAFを活用してCO2排出量を削減できる航空輸送サービスです。事業を通じて顧客のサプライチェーンにおけるCO2排出量削減を支援するとともに、地球環境の保全にも取り組んでいます。自社とお客様の環境負荷低減に貢献する事業に取り組み、業界トップランナーとして社会的な責任を果たしていこうというNXグループの強い想いが込められています。

24時間稼働する生産ラインを 確かなロジスティクスで支える

CASE.03
サプライチェーン最適化へ

日本通運は各国の自動車産業が集まるアジア各地、北米・メキシコ、欧州などに、工場隣接の倉庫を配備し、24時間稼働の生産ラインに部品を供給する生産直結型ロジスティクスサービスを展開しています。全世界の部品供給に対応するため、自動車業界のサプライチェーンを熟知した営業とオペレーション人財を育成し世界各地に配置し、業界の変化に合わせたビジネスモデルの開発と水平展開を行い、スムーズな生産・販売プロセスを実現しています。効率性と生産性が求められる自動車産業だからこそ、輸送効率をさらに高め、24時間、絶え間ない生産体制を維持する最適なロジスティクスを実現する。それが日本通運の自動車産業に対する使命です。

数々の文化遺産を取り扱う、 高度な専門輸送技術

CASE.04
専門輸送技術

世界文化遺産、奈良・法隆寺。この寺で東日本大震災からの復興を祈念する展示会への出品のために国宝・地蔵菩薩立像の梱包輸送が行われました。作業を行う日本通運美術品事業部では、さまざまな美術品の取り扱い、材質や製作技法、歴史背景に至るまで幅広い知識を習得し、これまでにも世界的遺産を含む多数の作品の梱包・輸送・通関・開梱、展示業務に携わってきました。文化財の中でも、細かな装飾や彫刻が施された仏像は輸送の難度が最も高いとされ、仏像の最も脆い部分をチーム全体で把握し、独自に開発した最も負荷が少ない方法で梱包を行うなど、スタッフの熟練の技術に加え、高度な輸送手段も日本通運の強みです。

We Find the Way

国内外に広がるネットワークと複数の輸送手段で、
どんなものでも、どこへでも、どんな方法でも運ぶことができるのが私たち日本通運です。
その中でもただ一つの最善の方法を見つけ出し、必ずやり遂げることに強くこだわっており、
この点こそが、お客様から選ばれ続けてきた最大の理由です。

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