超低温の温度管理が求められる医薬品産業向けロジスティクスサービス

この商品は以下のキーワードに興味のあるお客様におすすめです

これまで日本通運では、医薬品物流プラットフォームにおいて、2℃~8℃(冷蔵)、15℃~25℃(定温)の2温度帯の温度管理を提供してまいりましたが、新たにマイナス20℃や、マイナス85℃といった超低温度帯にも対応するロジスティクスサービスを開始しました。

医薬品市場の規模は、世界全体で一兆億ドル超と言われています。近年では、創薬・製薬技術の革新により、バイオ医薬品の占める割合が顕著になっていますが、その流通においては、成分や有効性を維持するため、従来以上に厳格な温度管理が求められます。

このたび日本通運では、今後も増加が見込まれる抗体医薬品や再生医療等製品といった医薬品の物流ニーズにお応えするべく、超低温専用の保管施設をご用意しました。また、GDPに準拠した医薬品専用車両もご利用いただくことで、温度管理、セキュリティ、BCPにも対応した一貫物流サービスをご提供してまいります。

幅広いカテゴリーに対応(-20℃から-85℃) 

日本通運では、抗体医薬品・再生医療等製品、血液製剤、ワクチンのほか、医薬品中間体、原薬、添加剤など、-20℃ から -85℃ の管理温度帯を中心にお取り扱いしています。取り扱い対象品(一例)は下記の通りです。

管理温度

医薬品専用車両で輸送中も厳格管理

当社独自で設計・製作した医薬品専用車両を運行しています。輸送中の温度管理(【室温】15~25℃、【保冷】 2~8℃)に加え、輸送状況の可視化とセキュリティも実現しています。医薬品の取り扱い教育を受講した自社ドライバーによる運行で、全国均一の輸配送品質を提供可能です。

専門スタッフによる品質の統一化

医薬品の専門教育を受講した資格保有スタッフが取扱いします。全国で統一した、こまかなSOP(標準作業手順書)と製品知識を習得したうえで、医薬品物流品質保証室による内部品質監査を行っています。また、動画コンテンツやeラーニングツール、教育施設を用いた研修を実施しています。

BCP対応

医薬品センターは、各種ハザードマップを参照してリスクを回避した安全なロケーションとなっています。また、72時間対応の非常電源、免震構造など、災害対策についても完璧にリスクヘッジを取っています。

輸出入サービス

医薬品輸出入サービス

医薬品センターには、保税蔵置、輸出入の機能も持っております。超低温エリアでお預かりしている物品を海外輸出する場合は、直接空港(上屋)持込しますので、輸送時間の短縮、ハンドリングの削減から各リスク軽減にもつながります。

 海外仕向地までの航空輸送については、経験と実績を持っており、医薬品関連の輸出取扱いシェアは業界トップクラスです。最適な輸送ルートとさまざまな温度帯に対応する航空輸送コンテナや梱包容器をご提案しています。

製薬関連企業さまの製品物流に加え、海外からの調達や、輸出、製造所からの輸送等、お客さまのサプライチェーンとなる調達・製造から販売まで、GDPに準拠の統一した物流サービスでお応えします。

NXグループでは、「NXグループ経営計画2023~非連続な成長”Dynamic Growth”~」のコア事業の成長戦略における重点施策として、医薬品産業を重点産業と位置付けています。国内外で医薬品適正流通基準(GDP)に基づく品質管理の体制構築と基盤整備を進めており、今後も、高度化・多様化する医薬品の物流ニーズに応えるサービスをグローバルに拡充、展開していきます。

今後も、高度化・多様化する医薬品の物流ニーズにお応えするサービスを End To Endでグローバルに拡充、展開してまいります。

掲載組織名

日本通運㈱医薬品事業部

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