【引っ越したことを知らせてる?引っ越しハガキはみんな出す?】
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引っ越したことを知らせてる?引っ越しハガキはみんな出す?

年賀状や暑中お見舞いの数が年々減少してきていることを見てもわかるとおり、電子メールが普及し始めてから、日常生活の中でハガキによるお知らせをする機会がめっきり減ってきました。もしかしたら自分の近況の変化を知らせる手段が変わってきているのかもしれません。
引っ越しハガキにしてもそうですね。自分が転居したことを知らせるハガキをみなさんは出しているのでしょうか。アンケート結果を見てみましょう。

【質問】 引越しハガキを書いたことがありますか?

【回答数】

ある:41% / ない:59%

約6割の人が引っ越しハガキを出していない

およそ6割の方が引っ越しハガキを出していませんでした。半数以上の人が出していないことになります。その理由を見てみると、

「以前の友人との付き合いが薄くなったこともありますが、最大の理由はメールでできるからだと思います。」
「引越しした事は、メールで連絡をするようにしています。その方がコストもかからないですから。」
「年賀状を出すときに、住所変更のお知らせを記載して一度にすませるようにしています。」
「年賀状を出す際に引っ越したことを一緒に報告しているから、ハガキを出したことはない。」
「引越しで忙しいので書く暇がないと思う。引越しハガキがあるとは知らなかった。」

主な理由は2つあるようです。
まず第一には電子メールで転居したことを知らせているから引っ越しハガキは出さないというものです。二番目の回答にも見られるとおり、メールであればコストもかからないので、むしろ手軽に連絡することができます。
二つ目には、転居の知らせを年賀状を出すときに合わせて連絡しているというものでした。何か別の知らせと合わせることで、時間と手間の節約を図っているようです。
また、引っ越しハガキの存在そのものを知らなかったという回答も見受けられました。やはり連絡手段としてのハガキそのものの取り扱いが変化しつつあるようにも見て取れます。

4割の方は引っ越しハガキで転居したことを伝えている

引っ越しハガキを出して転居したことを連絡している方は4割にとどまっています。

「ちょうど年末で、喪中欠礼のハガキを準備していたのでそこに転居の連絡も載せました。」
「引っ越し後の住所を知らせるために、親密な関係であれば、メールのやり取りで済ませるが、普段あまりやり取りをしていない知り合いや目上の人にはハガキで知らせました。」
「海外に引越をした際に、郵便の転送ができなかったり、時差の関係で連絡が取りづらくなるので、できるだけ多くの知人に連絡をしました。」

引っ越し単体でハガキを出すだけでなく、喪中ハガキを兼ねていたり、親密度や付き合い方によってハガキを利用したりと、使い分けているようです。確かに年賀状でのやり取りしかしていない人にはハガキで連絡するしかありませんね。
また、最後の回答にあるように、海外への転居などで通知する範囲が広い時はハガキを利用したりすることがわかります。

引っ越しハガキを出すかどうかは知らせる相手による

最近は引っ越しハガキを出す方はどちらかというと少なくなってきており、出さないという方が半数以上いることが分かりました。
しかし、ハガキを出すことが少なくなったからと言って、引っ越ししたことを連絡しなくなったということではありません。むしろ年賀状など別の機会にお知らせしたり、あるいはメールを利用するなど、ハガキよりも低廉かつ身近な連絡手段が普及していることの影響が大きいと考えられるでしょう。ハガキを書かなくなったからと言ってコミュニケーションが低下したというのではなく、ハガキ以外のコミュニケーションが便利になったと見た方がいいかもしれません。

アンケート実施概要

  • 調査地域:全国
  • 調査対象:年齢不問・男女
  • 調査期間:2014年10月20日~10月23日
  • 有効回答数:100サンプル

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