海上コンテナの輸出梱包から輸出作業まで一貫対応が可能 
大阪港の「梱包ダイレクトサービス」

この商品は以下のキーワードに興味のあるお客様におすすめです

大阪港に隣接する南港国際物流センターでは、海上コンテナ輸送の輸出時に欠かせない「輸出梱包」を、経験豊かな専門スタッフの手で実施しています。また、センター内には通関・輸出機能も備えているため、梱包後にそのまま船積みへと繋げることもできます。

大阪港でのスピーディーかつコストを抑えた一貫輸出の仕組み、それが「梱包ダイレクトサービス」です。

海上コンテナ輸送の国際物流において、なぜ輸出梱包が必要なのか?

海上コンテナ

目的地によっては何千キロもの距離を数週間かけて輸送することになる海上コンテナ輸送の場合、長い航行の過程で振動や揺れ、コンテナの積み替えや複数の業者によるハンドリング作業など、様々な要因から貨物にダメージが発生する可能性があります。

そのため、国際物流においては、通関やコンテナの手配はもちろんのこと、貨物に適した「輸出梱包」を行うことは、欠かすことのできない重要な要素の一つとなっています。

輸出梱包を実施・検討する際のお客様の課題

輸出用の木材梱包

輸出梱包はその特殊性もあって、お客様が作業を実施・ご検討される際には、次のような課題をよくお聞きします。

このような課題の解決に最適なのが、当社・南港国際物流センターの「梱包ダイレクトサービス」です。

大阪港に隣接した立地上の特性を活用し、輸出梱包から通関、そして船積みまでを一貫して実施します。

「梱包ダイレクトサービス」の3つの特徴

輸出梱包と輸出作業を一体化させた「梱包ダイレクトサービス」ついて、実際に貨物を輸出する際の時系列順にその特徴をご紹介します。

特徴その1 常駐した専門スタッフによる倉庫内での輸出梱包

輸出梱包は、貨物の特徴や重量を勘案しながら、強化ダンボールはもちろんのこと、木材、木箱、スチールなどを使用して1つずつ施工していく専門性の高い業務になります。また、輸送距離や目的地までの積み替えなどにも考慮が必要なため、スタッフには一定以上の経験が欠かせません。

南港国際物流センターでは、熟練の専門スタッフを常駐させているため、高品質なサービスを安定してご提供できます。

輸出梱包種類

特徴その2 輸出梱包後にそのまま通関

輸出梱包を専門業者へ委託すると、通常、作業はその業者の専用倉庫で実施することになり、輸出港までの輸送コストが発生してしまいます。一方「梱包ダイレクトサービス」では、作業完了後、そのままセンター内で通関の工程へと引き継ぎます。

そのため、専門業者に委託した場合と比較して、輸送コストやトータルの時間を圧縮することができます。

梱包現場

特徴その3 通関完了後、船積みして輸出

南港国際物流センターは大阪港の中心に位置しているため、通関が完了した貨物を隣接するコンテナ船への積込み手配に繋げることができます。

通常、輸出の際に計画と異なるタイムラグが発生した場合、輸送手配に関する再スケジュールが必要になりますが、「梱包ダイレクトサービス」ならば梱包から輸出まで一貫した流れで実施するため、スピーディーかつ効率良く輸出することが可能です。

事例:プラント製造販売業者の米国への輸送課題を、日本通運の総合力で解決

これまで国内プラント製造販売業者様は、北米向け輸送において、スペースが取れずに困っておりました。そこで日本通運は長年の実績を背景にした豊富なスペース調達により、お客様のスペースを確保しました。さらに輸出梱包から輸出作業まで一貫した流れで実施。各工程での丁寧な対応や高品質なサービスを提供することで安定した輸送を実現し、その上コスト削減にもつながりました。

輸出商品の下見と梱包方法の打合せからスタート

事前にお客様の工場にて、梱包担当者による輸出機器の下見、および梱包方法の打合せを行いました。その際、コンテナへのバンニング方法についてもお客様と議論を重ねました。

梱包について 

梱包

機械・装置類については、木箱梱包が一般的です。しかし今回は、お客様と協議のうえ、木材の使用量を最小限に抑えるべく、パレット上にて合板で両側面を保護する形で、簡易梱包を実施しました。その結果、木箱梱包と比較し梱包単価を約20%削減することができました。

バンニング作業について

ダメージリスク削減のために、バンニング作業にも細心の注意を払いました。製品同士を接触させないというお客様のご要望のもと、安全性を重視したバンニングプランを作成しました。お客様ご承認のもと、バンニング&ラッシング(保定)作業を行い、製品の間隔を空け、前後左右に移動しないよう固定。輸送時の揺れからコンテナ内部の製品同士がぶつかり合うことや、擦れ合うことを防ぎました。

貨物の特性やお客様のご要望を鑑みながら柔軟に対応した結果、簡易梱包技術による工夫で木材使用量を押さえながら、熟練スタッフのバンニング&ラッシング作業によリ、安定した輸送を実現しました。

最後に

南港国際物流センターでは、大型の生産ライン装置や精密装置といった産業機械をはじめ、バイク、自動車といった商業製品まで、幅広い貨物を取り扱っています。輸送製品を当センターに搬入いただければ、梱包の必要性を見極めつつ、専門スタッフが輸出梱包から輸出までを責任をもって実行いたします。海外輸出をご検討中の企業様、輸出梱包に課題をお持ちの企業様は、是非一度お問い合わせください。

掲載組織名

日本通運㈱大阪国際輸送支店営業開発グループ

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