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九州地区は半導体製造関連企業が多く集まるシリコンアイランドとも呼ばれ、世界的な半導体不足を背景に製造装置や生産設備の輸送需要が高まっています。しかし、各装置の大型化や重量化に伴い、九州で生産しても神戸港や名古屋港へ国内転送して輸出するなど、九州エリアの梱包施設や大型クレーンを備えた倉庫施設が不足していました。
日本通運では、その解決に向けて、博多港アイランドシティコンテナターミナル横に、梱包工場を併設した倉庫を開設しました。この倉庫は、海外への輸出入や国内輸送に活用できるだけでなく、九州地域最大級の天井クレーンを備えた革新的な施設です。その特徴をご紹介します。
九州で最大の港、博多港。その博多港から海外へ、また海外から博多港への輸送の際に活用できる倉庫です。好立地も去ることながら、全天候型、九州最大級の天井クレーンなど、多くの機能を兼ね備えていますが、なかでも梱包工場が併設されているという点が革新的です。
一般的には、梱包は梱包工場、コンテナ積みはコンテナバンニング施設と分かれており、その間をトラックで運ぶ必要があります。しかし、ここでは倉庫に梱包エリアが併設されている為、梱包後貨物のトラック転送の必要がなく一カ所で両方の作業ができます。
これにより、輸送時間、コスト、また複数回の積み下ろしによる貨物のダメージリスクなどが抑えられます。また、トラック転送が不要であることにより、CO2の削減にもつながります。
倉庫エリアには低床・高床の両エリアがあり、貨物特性に応じた荷役が可能です。
また、低床エリアへは車両ごと進入でき、倉庫内床面の地耐圧が1㎡あたり3トンと、コンテナヤードと同レベルに設計されているので、重量物を車両に載せたまま蔵置が可能です。
さらにシャッターを閉じることで、天候に左右されない屋内環境下での荷役が可能。一般的には屋外で作業する大型貨物でもトレーラーごと進入可能な為、精密機械等、雨濡れ厳禁の貨物でも天候の影響を受けずに作業できて安心です。
梱包工場には、吊上げ荷重40トン天井クレーンを含む、5基のクレーンと精密機械の荷役に必要な10トンリフターを2基設置。そのため半導体製造装置や大型貨物、重量物などの特殊貨物の梱包・保管・入出庫が可能です。
コンテナ船が到着するアイランドシティコンテナターミナルに隣接という好立地。これにより、コンテナターミナルと倉庫間の移動時間が短縮され、スムーズな輸出入が可能となります。また、博多港からの内航海運、JR鉄道コンテナ輸送、国内航空輸送などへの接続が良いのも特長です。
・北九州空港(仁川、成田空港への接続)から80km (約60分)
・福岡空港から13km(約16分)
・新門司港(関西、関東方面への内航輸送)から79km(約60分)
・門司港から87km(約70分)
・下関港(蘇州フェリーへの接続)から95km(約80分)
当倉庫は、九州エリアで唯一の梱包工場を併設した倉庫です。天井クレーンや全天候型施設などの機能を備えた革新的な倉庫であり、博多港との連携によりスムーズな輸出入が可能です。
九州エリアで輸出入に携わる企業の皆様、半導体製造装置、工作機械、液晶関係の商材を取り扱うお客様にとって最適な物流ソリューションを提案できますので、ぜひ日本通運にご相談ください。
福岡海運支店