脱炭素にも有効なモーダルシフトで国内外の輸送をつないだ事例

この商品は以下のキーワードに興味のあるお客様におすすめです

今回ご紹介する日本通運のモーダルシフトサービスは、トラック輸送、海上輸送、鉄道輸送を組み合わせて、輸出や輸入に伴う最適な国内の輸送ルートをご提案した事例です。物流におけるCO2排出量の削減に加えて、輸送効率の向上にも有効なため、様々な社会課題への解決にも繋がります。

では、国際輸送と組み合わせた代表的な事例とともに、具体的なモーダルシフトの詳細をご紹介していきましょう。

CO2の排出量削減にも有効なモーダルシフトとは

モーダルシフトとは、環境負荷の低い輸送手段 (Modal) へと転換する(Shift)ことです。例えばトラックによる貨物輸送を、CO2の排出量が少なく大量輸送が可能な、鉄道輸送や海上輸送などに切り替えることなどが該当します。

近年、モーダルシフトは地球温暖化対策として注目されていますが、それだけではなく省エネルギー化や労働力問題の解消、道路混雑の緩和など、様々な社会課題への対応策としても期待されています。

環境にやさしい鉄道コンテナ輸送 

日本通運のコンテナ取扱駅は、北海道から九州まで日本全国120カ所に広く展開しています。そしてその輸送状況は、当社のトレースシステムを使いリアルタイムで確認することができます。また、大量輸送から小ロット輸送まで、あらゆる数量・形状の貨物に対応しており、さらには冷凍食品やチルド食品なども輸送することが可能です。

そのため、荷物のサイズや用途・目的に応じて最適なコンテナを利用することにより、現状の物流体制に大きな変更を加えることなく、モーダルシフトへと移行することができます。

トレースシステム

この鉄道コンテナ輸送を活用したモーダルシフトの事例について、次の2つを紹介させていただきます。

事例1:ダイレクト輸送

日本通運の実績のなかから、代表的な「ダイレクト輸送」の事例の一つをご紹介します。

「ダイレクト輸送」では、コンテナ船で輸出入されるISO規格の国際海上コンテナ(20フィート/40フィート)を、そのまま鉄道で輸送することができるため、以下のようなお客様の課題の解決につなげられています。

輸出までの国内輸送における課題

鹿島臨海工業地区に工場があるメーカー様では、東京港発による海運での輸出貨物の増大が予定されていました。しかしながら、従来、工場から東京港までは、トレーラーで輸送する海上コンテナのドレージ輸送を行っていたため、今回のような大量の貨物の輸出がある場合は、効率的に輸送することが難しいという課題が生じてしまいました。

モーダルシフトによる課題解決

そこで、鹿島臨海工業地区の神栖駅から東京貨物ターミナル駅まで、鉄道輸送に切り替えたモーダルシフトの運用を導入。コンテナをそのまま鉄道にて輸送するこの「ダイレクト輸送」によって、大量の貨物を短時間で効率的に輸送できるようになりました。

転換前と後の比較図

このモーダルシフトの事例では、上記に加えて、以下のようなメリットも生まれています。

➀ リードタイムの短縮とコスト削減につなげられる

② 定時性のある輸送が可能となる

③ 積み替えによる貨物ダメージが回避できる

④ 低公害と道路交通渋滞緩和への貢献につながる

⑤ トラック輸送のドライバー不足へ対応できる(2024年4月に改正される労働基準法への準拠)

事例2:クロスドック運用(輸入)

次にご紹介するのは、お客様からのご相談をきっかけに生まれた、新たなサービスの提案です。

輸入貨物が東京港CYに到着した後、翌日午前中には長野地区に到着できるよう、鉄道貨物駅にて鉄道用の5トンコンテナに積み替えてより効率的に輸送した事例になります。

非効率な輸送における課題

こちらのお客様は東京港から長野まで、片道250kmの距離をトレーラー輸送(海上コンテナドレージ)していました。しかしながら海上コンテナドレージで20フィートコンテナを輸送する場合、40 フィートコンテナの輸送費用に対して7割程度の運賃となるため、コストと比較して輸送効率の低さに課題を抱えられていました。

モーダルシフトによる課題解決とメリット

この課題を解決するため、東京港CY搬出後に、海上コンテナから鉄道コンテナへ積み替えて鉄道輸送に移行するモーダルシフトの運用を提案しました。具体的なスケジュールは次のとおりです。

N日    daytime 東京港CY搬入、輸入通関、CY搬出

                             鉄道コンテナへ積み替え

               23:00     東京貨物ターミナル駅における締切

N+1日      01:00     東京貨物ターミナル駅出発

                  07:10     北長野駅到着

                  08:20     北長野駅でコンテナリリース

                  9:00-10:00  納品先への配達を開始

さらにこのモーダルシフトによって、下記のような5つのメリットにも繋がりました。

➀ 従来のトレーラー輸送(海上コンテナドレージ)と比べても、大差のないリードタイムを維持できる

② 定時性のある輸送が可能である

③ コストが削減できる

④ 低公害と道路交通渋滞緩和への貢献につながる

⑤ トラック輸送のドライバー不足へ対応できる(2024年4月に改正される労働基準法への準拠)

「モーダルシフトサービス」のご提案にあたり

これらのサービスは、全国規模のネットワークと輸送ノウハウをもつ日本通運が、発着一貫対応で、高いクオリティでご提供しています。

いずれの輸送モードでも、お客様のニーズに合わせてきめ細やかな対応を行っていますので、詳細については、ぜひ、お問い合わせください。

 

掲載組織名

日本通運㈱関東甲信越ブロック ロジスティクスビジネスユニット 営業開発部

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