この商品は以下のキーワードに興味のあるお客様におすすめです
ホテルのサービスは、宿泊や食事はもちろんのこと、イベントの開催、アクティビティやリラクゼーション施設の提供、研修やビジネス会議のセッティングなど多岐に渡っています。
そのため開業の際には、家具や備品に加えて、厨房、レストラン、ホール等の什器や機械類など、多様な設備の搬入が必要になります。さらに、フロアやサービスごとに複数の業者が関与するため、準備に関わる手配や調整にも多大な労力が発生してしまいます。
日本通運では、ホテル開業時におけるこのような業務を軽減するため、当社倉庫での事前保管から搬入の作業、ホテル内での客室別の間配り、さらに各業者との調整やコントロールまで、一貫してコーディネートを行う「ホテル開業支援サービス」を提供しています。また当社は全国に拠点があるため、窓口を一本化した上で、日本各地どこにおいても本サービスを実施することができます。
ホテル開業に関わるお客様から、多くのお悩みの声をいただいています。
「内装家具や運営備品などの搬入が煩雑で、受入調整に苦労している。」
「部屋数が多く種類も異なる客室への間配りが大変だ。」
「施工後のホテルなので、業者が搬入する際の養生が不安である。」
「地方のホテルに家具を納入したいが、今依頼している会社だと対応できないと言われている。」
家具、什器、備品類の輸送や搬入、部屋への間配り等においては、複数の業者が関わるため手配やスケジュール管理に膨大な手間が必要になってしまいます。
日本通運の「ホテル開業支援サービス」ではこれらの業務を一括で実施できるので、お客様は、社員の採用や教育、予約システムの構築、旅行代理店との契約、事前の営業活動など、ビジネスの拡大に向けた開業準備に集中いただくことができます。
日本通運のホテル開業支援サービスは、当社がこれまで培ってきた物流のノウハウや移転作業の経験を基に提供しています。
以下では、その特徴を4つに分けて紹介します。
各メーカーから調達した備品や什器がホテルに個別で納品されると、受入の作業が非常に煩雑になってしまいます。
そのため当社では、お客様に代わって搬入における計画を立案し、それに基づいて各業者に手配を行い、さらに入館の受付までを一貫して実施することができます。またオリジナルのマニュアルを作成し、関連業者にはそのマニュアルに基づいた手順で進めてもらうことで、効率の良い作業を実現させています。
ホテルの搬入現場では、到着した備品を保管する場所が限られています。
そこで、OSE(ハンガー、筆記具、アメニティなど)もFFE(ベッド、ソファ、デスクなど)も一度日本通運の倉庫に納入し、受け入れ側の進捗を確認しながら最適なタイミングで搬入することができます。また保管の際には、あらかじめ備品類を客室ごとに仕分けし、ホテルでの搬入や間配りの作業がスムーズに行えるよう事前準備をすることも可能です。
開業するホテルの多くは、新築もしくはリニューアルの物件となるため、搬入の際には傷をつけることのないよう細心の注意が必要になります。
当社では、オフィスやマンションの移転・引越の経験でノウハウを持つスタッフが、ホテルの床材や作業日数に合わせて最適な養生を行います。プランにより内容は異なりますが、基本的には、搬入する全てのフロアにしっかりとした養生を行い、ホテルの建物を傷つけません。
他社の物流面におけるホテル開業支援サービスは、FFE(ベッド、ソファ、デスクなど)の一括配送や設置のみに重点を置いている企業が多く、実施可能な地域も限られています。
一方、当社では全国にネットワークを構築しているため、エリアに因らず日本各地での作業が可能です。また、国内外からFFE(ベッド、ソファ、デスクなど)やOSE(ハンガー、筆記具、アメニティなど)を集約し、各地の拠点で保管しておくこともできます。
そのため、例えば九州にホテルを開業する予定がある場合、海外からのFFEやOSEを大阪の日通で荷受けし保管。準備が整ったら九州のホテルに送り、九州現地の日本通運のスタッフが、ホテル搬入時の業者コントロールや業務管理を行う、といったことも実現できます。
もちろん日本通運では、輸送ロットの大小に関わらず複数の輸送モードの提案や手配ができるので、最適な輸送料金で、計画的にホテルへ搬入することもできます。
お客様の煩雑で負担の大きな開業準備を、窓口が一つとなり一貫対応することで解決できた事例を紹介致します。
セカンドハウスのサブスクリプションサービスを展開するハウスメーカー様は、4拠点31棟をオープンするにあたり、納品物の受取、検品、仕分け、配送、搬入、開封、設置までを自社戦力では対応しきれない可能性がある為、窓口一つで一貫対応できる会社を探していました。
今回の宿泊施設は1棟に4名が宿泊できるキャビンで、家電や日用品雑貨、キッチン用具などが主なOSE(ホテル運営消耗品)となっていました。また各拠点に1棟ずつ管理棟を設けているため、宿泊施設への搬入、および管理棟への清掃用具や洗濯機の搬入、設置も必要でした。
そのため、まずは特定の倉庫に4拠点分のOSEを納品後、倉庫での検品と仕分けを実施。宿泊施設に運び込んだ後に間配りがスムーズに進むよう、この工程で詳細に確認を徹底しました。
お客様からの、「各宿泊施設の備品について、宿泊者が気持ちよく利用できるよう設置して欲しい」という要望に対し、適切な対処と配置をしました。具体的には、各客室に設置する食器等を洗ったうえでの配置やアメニティの詰替えといった作業は、日本通運の専任スタッフが丁寧に対応致しました。
このように多様で煩雑になりがちな開業準備を、一つの窓口に一括で依頼することができる点、また品質を担保した上で対応してもらえる点にご満足いただきました。
また将来的に同宿泊施設が全国展開した場合、エリアが変わっても窓口変更することなく、業務内容を最も理解している担当部署が一貫対応できることも、ご安心いただけたようです。
宿泊施設開業時には、窓口一本でトータルコーディネート可能な日本通運へ是非ご相談ください。
ホテル開業支援サービスチーム