海上輸送と鉄道輸送を組み合わせた複合輸送『Sea&Rail』に日本海ルートが新登場

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かねてより多くのお客様から好評をいただいている、海上輸送と鉄道輸送を融合させた国内複合一貫輸送サービス『Sea&Rail』。環境への配慮のみならず、ドライバー不足や災害時の対策として、多くの企業の課題を解決してきました。当サービスはこれまで太平洋側ルートのみの運行でしたが、このたび、日本海側ルートの運行も開始。対象エリアを拡大し、サービスの利便性を向上させています。

国内複合一貫輸送サービス『Sea&Rail』とは

鉄道やトラックによる陸路での一貫輸送は一般的ですが、『Sea&Rail』ではその輸送の一部に海上輸送を挟み、陸路と海上の両方を活用することで一貫した輸送を行うサービスになります。

海上輸送のルート

sea&rail

海上輸送部分はこれまで、東京と北海道・九州を結ぶルートとなっており、太平洋側を経由していました。今回はこれに加え、日本海側を経由する新ルート(博多港ー敦賀港ー苫小牧港)が誕生。すでに自動車部品や機械部品などを取り扱うお客様にご活用いただき、好評を得ています。

リードタイム

集配エリアによって異なりますが、集荷日を1日目とし、3~4日目のお届けとなります。敦賀港と博多港を結ぶルートは、隔日運航しています。又、敦賀港と苫小牧港を結ぶルートは月曜日~土曜日まで毎日運行しておりますので、定期的な輸送も安心してお任せいただけます。

CO2排出の計算も可能

日本通運の独自サービス「エコトランス・ナビ」において、当サービス『Sea&Rail』を選ぶとCO2の計算もできます。エコトランス・ナビとは、CO2排出量削減効果をレポート化するサービスになります。国土交通省への物流効率化法申請書、資源エネルギー省への特定荷主定期報告書などの所定書式に計算結果を記載することで、公的機関への提出書類に活用できます。

日本通運独自のRSVコンテナで、貨物積み替えはスムーズに

一貫輸送では複数の輸送モードを活用するため、お客様の貨物を都度積み替えて運ぶことになります。その際の積み替え作業をスムーズにするため、日本通運は独自でRSV(Rail and Sea Ventilation)コンテナ(※)を開発しています。これにより、輸送モードを変えるたびにコンテナの中身を積み替えるのではなく、同じ一つのコンテナを複数の輸送モードごとに積み替えることで時間短縮を図ることができ、『Sea&Rail』をスムーズに運用することが可能になっています。

※RSVコンテナ:日本通運が開発した鉄道・内航船双方の輸送に対応した12ftハイブリッドコンテナ

多くの課題を解決

海上と鉄道を組み合わせた複合輸送の開発背景には、多くの企業課題や社会課題があります。

環境配慮や脱炭素問題

鉄道と船舶という、CO2排出が極めて少ない輸送モードの掛け合わせたことで、脱炭素に大きく貢献しています。CO2排出量を削減する環境にやさしい輸送サービスは、これからも注目され、導入企業が増加していくでしょう。そうした背景にあって、当サービスはいち早く、お客様のESG経営に貢献できるといえます。

ドライバー不足

2024年の労働法制変更に伴う時間管理等の諸問題や、将来的な労働力、特にドライバーの不足といった課題があります。そしてドライバー不足の先には、物流コストの高騰、納品の遅延といった問題が待っています。そのため、今から代替モードを導入しておくことをお勧めします。

自然災害時のBCP対策として活用

大雪や水害などが懸念される地域に拠点がある、またはそういった地域を経由して貨物を輸送しなければならない場合、1つの輸送モードだけでは心細く、災害時の代替ルートを考えておきたいものです。当サービスでは、自然災害時に鉄道や陸路が機能しなくなった際の代替モードとしても、活用いただけます。輸送ルートを複線化し、災害発生時の輸送障害区間を回避可能とすることでBCP(事業継続)にも有効です。

 

環境配慮型の輸送手段に加え、将来的な労働力不足、災害時のバックアップ輸送などにも対応する輸送サービスとして、ぜひご利用ください。

 

掲載組織名

ネットワーク商品企画部

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