この商品は以下のキーワードに興味のあるお客様におすすめです
北海道発着の輸送の場合、危険品の通過が制限される青函トンネルを海上輸送で迂回し、陸路では鉄道輸送にて各地に運ぶことで安定的な輸送を可能にした『Sea&Rail DG(※)』を開発。危険品を輸送する手段がないとお困りのお客様、また、危険品輸送にあたり、どのような手続きが必要か分からないというお客様は、ぜひ当サービスをご活用ください。
※DGとはDangerous Goodsの略で、危険品を指します。
現在運用中のSea&Rail 北海道ルートは、東京と苫小牧、釧路を結んでいます。西日本方面から、もしくは西日本方面向けに危険品を輸送する場合、東京から西日本側を鉄道、東京から北日本側を海上で輸送することにより、鉄道輸送において制限がある青函トンネルを回避できます。また当サービスで利用する船「ひまわり」には、危険品を積載するエリアが設けられており、より危険度の高い貨物の輸送を可能にしました。例えば、高圧ガスやガソリン・灯油、塗料といった引火性液体類、殺虫剤などの毒物も輸送することができます。
※リードタイムや集配エリアは一般貨物と異なる場合があります。
青函トンネルを通過する際の制限品目は数多くありますが、当サービスで輸送できる危険品は別表の通りです。
※危険品の品目や量によっては輸送できない場合がありますので、詳細は、日本通運にお問い合わせください。
複合一貫輸送サービス『Sea&Rail』は、集荷から配送まで一貫して手掛けることでお客様の利便性を高めています。また、輸送モードを変えるたびにコンテナの中身を積み替えるのでは時間や労力がかかるため、日本通運独自のRSV(Rail and Sea Ventilation)コンテナ(※)を活用しています。このコンテナは、鉄道・海上双方で使用が可能になっているため、輸送モードに関係なく同じコンテナを一貫して使用することで、積み替え時間を短縮することができます。
※RSVコンテナ:日本通運が開発した鉄道・内航船双方の輸送に対応した12ftハイブリッドコンテナ
危険品を輸送するだけでなく、鉄道と海上を組み合わせた複合輸送は、多くの企業課題や社会課題の解決に繋がります。当サービスは、鉄道と船舶という、CO2排出が極めて少ない輸送モードの掛け合わせたことで、脱炭素に大きく貢献。又、2024年の労働法制変更に伴う時間管理等の諸問題や、ドライバーの不足といった課題に対しても、解決の一助を担っています。
危険品輸送に必要な書類など、手続きは日本通運がサポートいたしますので、必要書類が分からないという場合も、気軽にご相談いただけます。危険品の輸送について、ぜひお問合せください。
ネットワーク商品企画部