【「自力引越し」の失敗談】
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「自力引越し」の失敗談

「引越し費用を抑えたい!」という気持ちから、自力引越しを選ぶ方は多く見られます。しかし、引越しではさまざまな種類・量の荷物を運ぶことになるため、きちんと計画をしておかないと、思わぬトラブルを招いてしまうことがあります。
ここでは、そんな自力引越しの失敗談をいくつかご紹介します。

【失敗談その1】大型家電・家具を運べなかった

冷蔵庫やタンスなどの大型家電・家具を運ぶには、想像以上に力を必要とします。プロである引越し業者が、それらを2~3人で持ち上げているのを目の当りにすると軽々しく見えますが、実際に少人数で持ち上げるにはコツが必要であるため、素人ではなかなか持ち運ぶことができません。
自力引越しをする場合は、大型家電・家具の運びにくさや重さを軽視しており、当日になってから運べないことに気付くといった方が見られます。特にマンションなどの集合住宅では、途中で荷物が運べなくなると住民に迷惑をかけてしまうため、注意してください。
また、大型家電・家具を運ぶことはできたものの、予想以上に時間が経過したり、壁や天井などにぶつけて破損したりする場合もあります。このように、大型家電・家具については、事前に必要な人数や運び方のコツをしっかりと確認しておく必要があります。

【失敗談その2】荷物の量を見誤っていた

「思っていたより荷物の量が多かった」といった話は、自力引越しでよく聞かれます。自力引越しでは業者と一緒に荷物の量を確認することがないため、荷物の量を見誤りやすい傾向があります。
荷物の量を見誤ると、ダンボールの量が不足し、新居と旧居の往復回数が増えてしまいます。その結果、予想外に引越しに時間がかかり、その後の予定が狂ってしまうといったケースも珍しくありません。
また、荷物の量を軽視し、当日の朝から荷造りを始める方もいらっしゃいますが、準備が間に合わなかったといった話も聞かれます。自力引越しをするのであれば、2週間程度前から入念に準備を進めておく必要があります。

【失敗談その3】新居の片づけに手間取った

荷物を運ぶことはできたものの、新居の片づけがなかなか終わらないといったことで悩んでいる方もよく見られます。自力引越しでは、大型家電・家具を自分で配置する必要がありますし、業者に依頼したときのように整理されて荷物が運ばれてくるわけではありません。
新居の片づけが終わらなければ、場合によっては寝る場所を確保することも難しくなります。そのような状況では、新しい生活を気持ちよくスタートさせることはできません。
そのため、自力引越しでは、事前に大型家電・家具の配置を決めておき、荷物の運び方も慎重に考えることや、業者に段取りを立ててもらうことができないため、引越し当日の計画をしっかりと練っておく必要があります。
また、引越しではダンボールを大量に使用することになるため、ダンボールを処理する方法についても事前に調べておくことが大切です。

計画を立ててから可能かどうかを考えよう

自力引越しの計画を立てたとしても、人数や荷物の量などによっては、自力では不可能なケースも見られます。そのような場合に無理をして自力引越しを選ぶと、自分に負担がかかるだけでなく、家族や友人にも迷惑をかけてしまう恐れがあります。
そのため、自力引越しを考えている場合には、立てた計画から可能かどうかを慎重に判断することが大切になります。「自力は難しい」と判断したら、無理はせず一部だけでも業者に依頼することを考えてみてはいかがでしょうか。

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