通常、不動産会社等から提示される図面は簡易的なものが多く、時には何年も前に作成されていることもあるため、照明設備や柱の大きさなどが図面に反映されていないことが多々発生しています。
そのため、移転の場合は移転先の図面の有無に関わらず、直接現場に赴いて実測調査を行います。
オフィスの規模に関わらず、使用されているオフィス家具の大きさ(幅・奥行・高さ)をひとつずつ測ります。要望により、大きさだけでなく書庫の種類や家具のメーカー品番などをリスト化することも可能です。
オフィスの面積と会議室の面積の割合や一人当たりの使用面積、社員の動線など、現状図面には、多くの情報が含まれています。
今オフィスがどのような状態になっているのかを把握するだけで、最適なオフィス環境にするための対策を考えることができます。
現状調査ではオフィス全体の面積を算出致します。
それにともなって個室などの面積に対する割合が判明するとともに、面積に対するテナント費がどれくらいかかっているのかも判断できます。
一般的に、不動産会社で提示される面積は実際使用できる面積と異なるケースが非常に多いため、自社の使用面積がどれくらいなのかを把握することが大切です。
デスク島の間や、出入り口付近、袋小路になっている箇所、メイン通路の幅などといった人が行き来する動線は、効率よくかつはっきりとしたものにしなければなりません。
狭い箇所を人とすれ違う時は無意識のうちにストレスになるためある程度のスペースを確保する必要がありますが、オフィスの面積には限りがあるため広すぎても良くありません。
効率の良い動線設計が出来ているか、確認いたします。
オフィスには、大変多くの配線が床を這っています。テナントビルがOAフロアになっているか否かで配線の状態が変わりますがきちんとした処理を施していないと、日々の業務にストレスを与えたり、つまずいたりしてとても危険です。
専門スタッフが配線の敷設状態をチェックし、最適なIT環境をご提案します。
背の高い書庫や、2段積みになっている書庫には、安全対策は施す必要があります。家具に直接金具を付ける対策の他に、レイアウトも重要です。
以下のような点に注意して家具が配置できているか調査いたします。
実際の現状調査の様子(再生時間:26秒)