自治体等から医療費の助成を受ける方へのご案内
国や自治体が、法律や条例により医療費を助成する制度があります。
例:子ども医療費助成、指定難病助成等
助成対象者には受給者証が発行され、医療費の一部あるいは全額が助成されます。
ここでは、助成を受けられる方へのご案内を掲載しています。
二重受給に関する注意事項も記載していますので、対象の方は必ず目を通してください。
医療費助成と健保からの給付が二重となったとき
国市区町村等から医療費助成を受けた方が、NXグループ健保からも付加給付金を受けると二重受給となってしまいます。
その場合には、NXグループ健保が支給した付加給付については返納が必要となります。
二重受給とならないよう、医療費助成対象になった場合には、NXグループ健保にお届けください。
返納が相当な高額になった事例もありますので、十分にご注意ください。
(こちらをご参照ください)
学校行事中に受傷した場合等に支給される日本スポーツ振興センターの災害共済の給付を受けた際も同様に二重受給とならないようご注意ください。
医療費助成を優先受給とし、助成を受けた後の自己負担額に応じて健保から付加給付が支給されます
医療費が高額になった場合には、まず健保が法定の高額療養費を給付します。
マイナ保険証を提示すれば、高額療養費部分は医療機関から健保に直接請求されるため、受診された方の医療機関窓口での支払い額は法律で決められている限度額まで抑えられます。
次に公費による助成となりますが、こちらは医療機関が自治体等に直接請求する場合と、受診された方がいったん窓口で支払い、後から自治体等へご自分で請求する場合があり、自治体の規定により異なります。
上記により公費による助成を受けられた後で健保の付加給付を支給することになります。
ただし健保の給付は、自治体の助成を受けた後で自己負担額が20,100円を超過した場合にのみ給付されます。
(通常は受診後3か月程度で自動給付されます。3か月経過しても付加給付が支給されない場合はお問い合わせください)
NXグループ健保は公費優先(こちらをご参照ください)としています。
こども医療費助成
子ども医療費無償を掲げている自治体がありますが、医療費は実際には健保と自治体が負担しています。
詳しくはこちらをご参照ください
個人負担無償は自治体の施策です。
NXグループ健保の付加給付は、自治体の助成を受けた後で自己負担額が20,100円を超過した場合にのみ給付されます。(通常は自動給付されます)
健保への届け出のお願い
自治体等から医療費の助成を受けられるようになった場合には、NXグループ健保に「公費医療費助成届」の提出をお願いします。 (子ども医療費助成については提出は不要です)
提出いただく際には、受給者証(表裏)のコピーまたは認定通知書のコピーを添付ください。
(除:日本スポーツ振興センター災害給付)
助成届を健保に提出いただいた場合や、自治体から公費対象者である旨の通知が健保に来た場合には、二重受給となり後日高額の返納が発生しないよう、健保にて付加給付を停止する設定をいたします。
助成対象から外れる際にご本人からの届け出が無い場合には、付加給付の停止が継続される場合があります。
助成が開始される場合だけでなく、助成が終了する場合にも、健保にお届けをお願いします。
その他
詳細については市区町村の福祉事務所、保健所、住民福祉課、主治医等にお問い合わせ下さい。
なお年齢や所得制限により取扱いが異なる場合があります。
医療費助成に関する健保へのお問い合わせ先
審査・給付担当:03-5962-3749