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不法投棄現場の原状復帰

産業廃棄物の不法投棄現場の原状復旧作業や工事跡地等における汚染土壌の無害化処理のための輸送といった、地球環境保全のためのお手伝いをしています。

不法投棄現場の原状復旧への取り組み

香川県の豊島における不法投棄問題に関して、当社は汚染土壌を含めて90万トンの廃棄物回収と中間処理施設の新設された直島までの輸送を行いました。
この作業のため豊島の廃棄物の特性に合わせた耐腐食性、密閉制、防水性に優れたコンテナの開発、コンテナを積載する専用トラックや航行の安全性も重視した特別管理産業廃棄物運搬船「太陽」を開発しました。
この運搬船で豊島~直島間を毎日2往復し、1日当り最大300トンのペースで廃棄物の搬出を行い、13年3ケ月もの年月をかけて2017年3月に輸送が完了しました。また、日本最大級の不法投棄といわれる青森・岩手県境不法投棄の原状復旧についても検討段階から安全面や輸送品質にかかわる提言を行い取り組みました。

豊島の不法投棄現場特別管理産業廃棄物運搬船・「太陽」

写真 豊島の不法投棄現場特別管理産業廃棄物運搬船・「太陽」

廃棄物専用コンテナ
運搬車両

写真 廃棄物専用コンテナ運搬車両

汚染土壌への取り組み

2003年に施行された「土壌汚染対策法」により、工場の跡地等の汚染土壌の除去が義務付けられました。工場跡地等で重金属や揮発性有機化合物による汚染が認められた土壌について、無害化施設までの運搬を行っています。処理施設が限られることと大量の輸送となるため鉄道や船舶を使った輸送を行っています。

写真 汚染土壌への取り組み

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