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技術の伝承

定期的な社内講習の開催

当社では、レベル別の社内講習を定期的に開催しています。
陶器や仏像から、額や掛軸、屏風等の絵画、染織、刀剣、甲冑まで。美術品の種類は多岐に渡るため、それぞれに対応できる取り扱い方や梱包方法、展示方法を習得する必要があります。また講習には、全国各地の美術品取扱支店から受講者が集まります。国内に幅広いネットワークを構築できるのも、この講習のおかげなのです。

社外での講習への参加

大学や美術館で開催される美術品取扱講習へ、講師として参加しています。「美術品を扱う」ことと、「美術品を梱包する」ことは似て非なること。普段美術館等で目にする作品がどのように梱包されているのかを、様々な方に知っていただくために、社内だけではなく社外に向けても、広く梱包技術を発信しています。

美術品梱包輸送技能取得士認定試験への取り組み

公益財団法人日本博物館協会が認定する「美術品梱包輸送技能取得士認定試験」も、積極的に受験しています。この資格は、美術品の取り扱い、梱包、輸送について、後継者を育成し、技術水準の向上を図るために設けられたもので、当社では2012年の第一回目から継続して合格者を輩出しています。2022年8月末時点で、協力会社含め1級18名、2級70名、3級87名、合計175名の資格取得者が在籍しています。

大エジプト博物館保存修復センタープロジェクトへの参加

2008年から国際協力機構が展開している「大エジプト博物館保存修復センタープロジェクト」に、技術支援として参加しています。エジプトで所蔵する文化財のデータベース構築や保存修復専門家の人材育成を主な目的としたプロジェクトの中で、文化財の移送・梱包の研修、重量品取扱の研修等を担当し、人類共有の文化遺産を守るために貢献しています。エジプト人スタッフにも、私たちの技術が受け継がれているのです。

美術品輸送に関するお問い合わせ

日本通運が提供する商品・サービスに関する、お問い合わせ・ご意見をお受けしております。