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越境EC

<英語・別名称>Cross─Border Electronic Commerce

越境ECとはe―コマース(電子商取引)を介して、自国以外の消費者に物品やサービスを販売することです。

・日本・米国・中国の3か国間における越境電子商取引の市場規模
平成27年において、日本の消費者による米国及び中国事業者からの越境EC(越境電子商取引)による購入額は2.2千億円(前年比6.9%増)、米国の消費者による日本及び中国事業者からの越境ECによる購入額は9千億円(前年比11.1%増)、中国の消費者による日本及び米国事業者からの越境ECによる購入額は1.6兆円(前年比32.7%増)となりました。

越境ECの展開は、「1.国内にサーバーを設置」「2.国内のECプラットフォームに出店」「3.海外のプラットフォームに出店」「4.海外にサーバーを設置」の4パターンがあります。


1. 国内にサーバーを設置
消費者が個人輸入の形態で商品を購入する場合であり、事業者側はサイトの翻訳、消費者の問い合わせ、国境をまたいだ配送手配を自社で対応する必要があります。

2. 国内のECプラットフォームに出店
海外向けのEC展開のノウハウがない場合でもアプローチしやすい反面、プラットフォームの方針にビジネスが左右される側面があります。

3. 海外のプラットフォームに出店
AlibabaのTaobaoに代表されるように、現地のプラットフォームを活用することで集客や決済などがしやすいメリットがある反面、出店手数料などの諸費用が必要となる場合もあります。

4. 海外にサーバーを設置
自由度は高まりますが、出先国の法制度や商慣習に合わせたオペレーションが対応すべてを行うことが前提です。

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