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ハブアンドスポーク
<英語・別名称>Hub and Spoke
空港などの大規模拠点(ハブ)に貨物を集中させ、そこから各拠点(スポーク)に分散させる輸送方式のことです。自転車のハブ(車輪の中心)とタイヤに向かうスポークに見立てたもので、米国の航空貨物輸送で始まりましたが、今では船舶輸送でも、国内の大規模物流拠点を中心として各地の在庫センターとの間で貨物を集配する仕組みにも使われます。
一つの拠点に貨物を集中せず、さまざまな貨物がそれぞれの経路で輸送されれば総輸送距離は長く、輸送ロットは小さくなってしまいます。例えば航空輸送の場合、各都市間で運航しなければなりませんが、ハブアンドスポーク方式を採用すれば、路線数は少なくて済み、輸送効率の面で大変有利となります。