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自動車NOx・PM法
<読み>じどうしゃのっくす・ぴーえむほう
NOx(窒素酸化物=Nitrogen Oxides)、PM(粒子状物質=Particulate Matter)ともに自動車の排ガスに含まれる有害物質です。
NOxは、一酸化窒素(NO)と二酸化窒素(NO2)を総称したもので、空気中の窒素が高温にさらされると酸化して発生、特に燃焼温度が高いディーゼル車に多いです。PMは、排出される炭素粒子のまわりに化合物が付着したもので、燃料の不完全燃焼により排出される黒煙もPMの一つです。
2008年1月1日には、改正法が施行され、特に環境汚染が著しい地区を知事が指定(重点対策地区および指定地区)して重点的な対策を実施することや、指定地区に流入する運送事業者や荷主に排出抑制の努力義務を課すことなどが追加されました。