- 日本通運トップ > ロジスティクス用語集 > さ行 > 静脈物流
静脈物流
<読み>じょうみゃくぶつりゅう
静脈物流とは、返品商品や、輸送段階で発生する包装資材など、廃品の回収に伴う物流を指します。
1990年以前、まだ大量生産・大量消費の時代が終わりきるまで、物流の対象領域は「調達→生産→流通→使用・消費」に限られていましたが、環境問題の高まりとともに、90年代以降「持ち戻り、回収」まで領域を広げる必要性が検討されるようになりました。最初は米国で取り組みが始まり、リバースロジスティクスと呼ばれましたが、日本に輸入され静脈物流とかリサイクル物流と訳されるようになりました