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長距離フェリー
<読み>ちょうきょりふぇりー
フェリー(Ferry Boat)は、元々自動車や貨物、旅客を同時に運ぶ「渡し船」の意味です。
離島の生活物資や住民の足として誕生しましたが、最近では中距離や長距離フェリーが発達しています。中距離フェリーは片道の航続距離が100km以上300km未満、長距離フェリーは同300km以上で、陸上輸送のバイパス的な役割を担う旅客フェリー(*)です。陸上輸送に比べ正確で安全、荷傷みも少なく、CO2排出量も少ないため、モーダルシフトの一翼を担っています。また、ドライバーが船内で休養(ドライバーが乗らないケースもある)できることもメリットとして挙げられます。
*旅客フェリー=定員が13人以上のフェリーで、フェリーの主流。これに対し13人未満を貨物フェリーと呼んでいます。