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<読み>シックス シグマ

物流センターなどでの納品精度に関しては、「フォーナイン」(1万分の1の欠品率)とか、「ファイブナイン」(10万分の1の欠品率)という言葉が使われます。これは、仕分けミスはほとんどないという意味です。

一方、最近はさらに品質管理を向上させ、もう1ケタ多い6σ(シックス シグマ:『100万分の3、4の欠品率』)という言葉も使われ始めています。これは、ミスや欠陥品の発生確率を人が管理や努力で実現できるほぼ完璧な値(100万分の3、4回の発生確率)まで減らし、経営品質のレベルを飛躍的に上げる手法を指します。具体的には、測定(Measure)・分析(Analyze)・改善(Improve)・管理(Control)の4段階により達成しようとするものです。

注)σ(シグマ)とは、統計学で標準偏差のことを言います。『シックスシグマ』は、もとは製造業における不良率を低減させることが発想の発端でしたが、現在は広く解釈され、日本発のTQC(Total Quality Control)の管理手法から派生したものと考えられています。携帯電話メーカーのモトローラが編み出し、GEが導入して成果を上げたことで知られています。

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