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事業継続計画
<読み>じぎょうけいぞくけいかく<英語・別名称>BCP=Business Continuity Plan
事業継続計画(BCP)とは、災害発生時に公共機関や施設、事業者などが行動しなければならないことを盛り込んだ計画のことです。
これにより、物流機能をいち早く維持・回復し、緊急物資輸送を確保したり、経済活動を回復させることができます。BCP計画策定のため、事前にリスクを想定し、シナリオを描き、災害発生時に必要な業務とそのための経営資源をチェックし、組織を明確にし、場合によっては利害関係者との調整を行います。
特に港湾や空港では、社会資本(例えば航路や岸壁など)としての機能だけでなく、海運事業者・港湾運送事業者・税関あるいは港湾と接続する主要道路の通行機能など、多数の関係者が一体となって事業継続を確保する必要があり、現在、主要港湾・空港でBCP策定に向けた検討が行われています。