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車扱い、コンテナ扱い
<読み>しゃあつかい、こんてなあつかい<英語・別名称>Carload Service、Container Service
車扱い、コンテナ扱いとは鉄道貨物の輸送形態(列車形態)のことです。
車扱いは、貨車を1車単位で貸し切って輸送する形態。石油・化学薬品・セメント・石炭など貨物に合わせた専用の貨車を使用して輸送するので、専貨列車(専用貨車列車)と呼ばれています。
コンテナ扱いは、貨物をコンテナに入れて運び、貨物駅まで、あるいは貨物駅から先は積み替えることなく鉄道利用運送事業者(通運事業者)がトラックで集配送し、いわば通運と鉄道事業者が共同でドア・ツー・ドア一貫輸送を行います。以前は車扱いが鉄道輸送の大半を占めていましたが、トラックへの積み替えに手間がかかることや、輸送方法の変革により工業製品がコンテナ化されたことなどにより現在ではコンテナ扱いが主流となっています。